MT4はトレードを有利に進めるために必要な高機能チャート分析ツールで、使いこなせれば分析のスピードや質も向上します。この記事ではMT4未経験者向けに基本的な機能の解説と基本的な使い方を画像を交えて解説していきます。
MT4はFXで相場を分析したり売買するために価格をチャート上に表示できるPC上で動作するソフトウェアです。まずはMT4の基本的な情報を覚えましょう。
(MT4を利用するには、まず取引口座の開設必要です。口座をまだお持ちでない方は、先にこちらから口座開設を行い次のステップにお進みください。)
最低動作条件 | 快適動作条件 | |
CPU | インテルcore i3 以上 AMD Ryzen3 以上 | インテルcore i5 以上 AMD Ryzen5 以上 |
メモリ | 2GB以上 | 8GB以上 |
HDD/SDD | HDD250GB以上 | HDD500GB以上 SSD256GB以上 |
MT4の操作はメニューから選択するだけの単純な方法で簡単に行えます。またツールバーを使って直感的に操作ができる項目もあります。詳しく見ていきましょう。
チャートの表示方法はメニューバーから行うことができます。上図を参照しながら読み進めてください。
①メニューバーから「ファイル」を選択する
②リストから「新規チャート」をクリックする
③シンボルリストが展開されるので
④表示したい通貨ペアをクリックする
⑤チャートが表示されます
MT4はFXで相場を分析したり売買するために価格をチャート上に表示できるPC上で動作するソフトウェアです。まずはMT4の基本的な情報を覚えましょう。
通貨ペアの変更は新規チャートを新たに追加します。新規チャートと同じ手順で新たにチャートを追加してみましょう。また画面上には何枚もチャートを表示できますので複数通貨を同時に監視することも可能です。ただし表示しすぎるとMT4の動作が重くなるので必要ないチャートは右上の「×」で閉じてしまいましょう。チャートの表示方法はメニューバーから行うことができます。上図を参照しながら読み進めてください。
①メニューバーから「ファイル」を選択する
②リストから「新規チャート」をクリックする
③シンボルリストが展開されるので
④表示したい通貨ペアをクリックする
⑤チャートが表示されます
MT4はFXで相場を分析したり売買するために価格をチャート上に表示できるPC上で動作するソフトウェアです。まずはMT4の基本的な情報を覚えましょう。
時間軸の変更の方法は2つあります。どちらも時間軸を変更したいチャートをアクティブにした状態で操作を行ってください。
①赤枠で囲ったツールバーに表示されている時間軸のボタンからお好みの時間足をクリックする
②メニューバーから「チャート」→「時間足変更」を選択して展開したリストから希望の時間足をクリックする
上図は1時間足を日足に変更する手順のイメージです。
ツールバーの「D1」をクリックするとチャートが日足に変更されます。
チャートの拡大や縮小の方法も2つあります。拡大縮小をしたいチャートを選択しアクティブにしてから操作を行なってください。
①ツールバー内にある虫眼鏡の中に「+」がついているアイコンをクリックするとチャートが拡大、「−」がついているアイコンをクリックするとチャートが縮小されます。
②緑枠の日時部分をクリック&ホールドし「右」に動かすとチャートが拡大され、「左」に動かすとチャートが縮小されます。お好みの大きさになったらドロップしてください。
※チャートの表示の拡大と縮小ではありませんが、オレンジ枠で囲った価格部分をクリック&ホールドし「上」に動かすと縦幅が広がり、「下」へ動かすと縦幅が狭まります。お好みの位置でドロップしてください。価格を俯瞰して見たい時などに活用できます。
売買注文の発注は専用のパネルを呼び出して行います。パネルの呼び出し方法は2つあります。
①ツールバーから「新規注文」をクリックする
②メニューバーから「ツール」を選択肢し、展開したリストの中から「新規注文」をクリックする
緑枠で囲った注文パネルが呼び出され発注を行うことができます。
平日に相場が動いているときはチャートも一緒に進んでいますが、チャート表示は常に最新の状態に保っておくことが必要です。MT4では相場の動きに合わせて常に最新の価格に表示を合わせることができます。設定方法は2つあります。
①ツールバー内の自動スクロールボタンをONにする
②メニューバーから「チャート」を選択してリストから「プロパティ」をクリック。パネルが開くので「全般」タブをクリックして項目の中から「チャートの自動スクロール」にチェックを入れる。
インディケータの挿入手順は4ステップです。ここでは代表的なインディケータとして「移動平均線」の表示と初期設定までを解説します。上図と照らし合わせながら読み進めてください。
①メニューバーから「挿入」を選択しリストを表示する
②表示されたリストから「インディケータ」を選択してさらにリストを展開させる
③展開されたリストから「トレンド」を選択してインディケータ一覧を表示させる
④インディケータ一覧から「Moving Average」をクリックする(Moving Averageとは移動平均線の英語表記です)
以下は移動平均線の初期設定方法です。
⑤移動平均線を計算する期間の設定です。お好みの数値を入力してください。一般的に短期20or25、中期75、長期200が多く使用されます。
⑥移動平均線の種別設定です。種別により計算式が変わりますのでお好みの種別を選択してください。一般的にSMA(単純移動平均線)やEMA(指数平滑移動平均線)が多く使われます。
⑦移動平均線の太さや色の設定です。ローソク足や背景に埋もれない色を設定するといいでしょう。
⑧初期設定が終わったらOKを押して適用させます。
移動平均線がチャートに挿入されました。
オブジェクトとは水平線や四角や三角などの図形、その他のチャートに描画するもの全般を指します。ここではよく使うオブジェクトである水平線を例にして挿入方法を解説します。
①ツールバーの中にある水平線ボタンをクリックし、チャート上の水平線を挿入したいポイントまでカーソルを移動したら再度クリックをして位置を確定させます。
②メニューバーから「挿入」→「ライン」と選択しリストを展開します。展開したリストの中から「水平線」をクリックし、チャート上の水平線を挿入したいポイントまでカーソルを移動したら再度クリックをして位置を確定させます。