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MetaTrader4ウェブ版での取引方法と基本的な使い方

MT4ウェブ版はインターネット環境があればPCへのインストールを行わずにどこからでも利用できるweb上のMT4プラットフォームです。共有利用のPCや出先でのノートPCからでもアクセスできます。この記事ではMT4ウェブ版の使い方やインストール版との違いなどを解説していきます

Article By forex.com
2024年8月6日 午後13:09

目次

MT4ウェブ版とはPCMT4をインストールすることなく、オンライン上に存在するMT4のシステムにアクセスしてFX取引を行えるプラットフォームです。インストールが必要ないので外出先のPCや使用制限がかけられているPCなどでも、インターネットに繋がる環境さえあればどこでも使用できるサービスで、インストール版と同様に口座を開設していれば無料で使用できます。

インストール版との違い

インストール版とウェブ版には利用できる性能にいくつか違いがあり、ウェブ版にはいくつか制限がかけられています。一覧表にしましたので確認しておきましょう。

項目・機能

インストール版

ウェブ版

PCへのインストール

必要

不要

PCスペックへの依存

あり

なし

メモリ消費量

多い

少ない

標準インジケーター数

約51種類

約31種類

カスタムインジケーター

利用可能

利用不可

EA(自動売買)の使用

利用可能

利用不可

チャート画面枚数

複数枚表示可能

1枚のみ

チャートカスタマイズ

自由度が高い

自由度が低い

ネットセキュリティ

履歴が残らない

ブラウザ上に履歴が残る

動作環境

Windows / 一部のMac

すべてのブラウザで使用可

動作快適度

PCスペックに依存

ネット回線速度に依存

インストール版とウェブ版では発注やポジション管理、口座資産管理など基本的な取引にかかる機能に大きな差はありません。ただ、ウェブ版にはチャートの複数枚表示やEAを利用しての自動売買、外部インジケーターの導入ができないなど、カスタマイズ性能において制限があります。

MT4ウェブ版のメリット

インストール版と比べ機能が制限されているウェブ版ですが、ウェブ版を使用するメリットにはどんなものがあるのか確認していきましょう。

ダウンロード不要で使用できる

ウェブ版の一番のメリットは何と言ってもダウンロード/インストールが不要だということです。ネット環境さえあればどこからでもアクセスできるので、外出先からでも取引を行うことができます。
また、停電やウイルス感染などによりPCがダウン、クラッシュなどに見舞われてもタブレットやスマートフォン、ノートPCなどがネットに繋がっていればオンライン上で取引を行うことができるので安心です。

PCのスペックに左右されない

インストール版のMT4はメモリを多く使用するため、型の古いPCなどでは少し複雑なインジケーターを使用すると途端に動作が重くなったりすることもあります。一方ウェブ版ではオンライン上のMT4にアクセスするためメモリの使用量が少なく、PCのスペックに左右されずに安定して使用することができます。

ここではFOREX.comのMT4ウェブ版へのログイン方法から操作方法、注意点などを解説します。

FOREX.comMT4ウェブ版へのアクセスは当ページから行えます。MT4口座の開設が終わっていない場合は「口座開設」から先にMT4口座の開設を行ってください。
Forex.com(StoneX証券)MT4ウエブ版へのログイン方法
ログイン画面には3つのアクセス方法が表示されていますので「MT4 ウェブ版」をクリックしてMT4メニューを表示します。右側に表示されたMT4メニューからMT4 ウェブ版の「ログイン」をクリックしてMT4ウェブ版を立ち上げましょう。

MT4ウェブ版が立ち上がると口座に接続するためのダイアログが表示されます。各項目にログインIDとパスワードを入力、選択し
Forex.com(StoneX証券)MT4ウエブ版のIDPW入力方法
YESをクリックします。MT4口座用のログインIDとパスワードですのでFOREX.com口座のID・パスワードと間違えないようにしましょう。なおログインIDは、MT4口座の開設時に簡易書留郵便にてお送りした書類に記載、パスワードは口座開設申請時にお客様が決めたものとなります。

また注意点として自分以外が使用する可能性があるPCでは「パスワードの保存」のチェックは外しておきましょう。MT4ウェブ版はオンライン上で使用するためブラウザに履歴が残ります。ここで保存をしてしまうと次回立ち上げた時にIDとパスワードの自動入力が行われ他の方がアクセスできてしまいます。どのPCで利用しているのかしっかり確認しましょう。
Forex.com(StoneX証券)MT4ウエブ版のチャート表示
ログインID・パスワード・指定サーバーが合っていればログインが成功しチャート画面に移行し、取引が行える状態になります。指定サーバー(取引サーバー)はお客様ごとに割り振られており、ログインIDと同時に簡易書留郵便にてお送いたします。

基本操作はインストール版と同じ

Forex.com(StoneX証券)MT4ウエブ版のチャート時間軸、通貨ペアなどの変更方法
MT4ウェブ版の基本操作はインストール版と変わりません。見た目が少し違いますが分析に使用するルーツなどは基本的にインストール版と同じところに配置されています。

新規チャートや新規注文、気配値に表示する通貨ペアの追加などが行えます

チャートの拡大・縮小やチャートの右側に空白を作る機能、リアルタイム更新のON/OFFが行えます

水平線や斜め線などのオブジェクトの挿入、フィボナッチ・リトレースメントや平行チャネルの挿入が行えます

チャートの時間軸を変更できます
Forex.com(StoneX証券)MT4ウエブ版のインジケータ―表示方法
続いてインジケーターの挿入方法です。こちらもインストール版と同じ手順で行えます。ここではチャートに移動平均線を挿入する場合を解説していきます。

・メニューバーから「挿入」を選択
・プルダウンリストから「インディケーター」を選択
・展開されたプルダウンリストから「トレンド」を選択
・展開されたプルダウンリストから「Moving Average」をクリック

上記手順でチャートに移動平均線が適用されます。

履歴のクリアは忘れずに

Forex.com(StoneX証券)MT4ウエブ版の基本設定
MT4ウェブ版はブラウザ上で動かしますので必ず履歴が残ります。少しでも不正アクセスのリスクを減らすためにも、利用後は必ず「履歴のクリア」を行うことが必要です。ご自身が使用した時間によってクリアする時間範囲は忘れずに指定しましょう。

MT4ウェブ版でもインストール版と同じように取引を行うことができます。実際の取引画面を見ながら解説していきます。

MT4ウェブ版での注文方法と注文種別

MT4ウエブ版で新規注文(成行・指値・逆指値注文)を発注する方法
成行注文画面の使い方

注文種別が「成行注文」になっているか確認

発注したい通貨ペアを指定します

発注する数量を指定します
MT4口座なので1ロット=100,000通貨)

買いか売りの取引したい方のボタンをクリックすれば発注が行われます

S/L(損切り注文)を指定する場合は入力を行います(逆指値決済)

T/P(益出し注文)を指定する場合は入力を行います(指値決済)
指値/逆指値注文画面の使い方

通貨ペア、取引数量、逆指値決済、指値決済の指定方法は成行注文と同じです

注文種別が「指値または逆指値注文」になっているか確認

注文種別の中から希望する予約注文を指定します
Buy Limit➝買い指値注文
Sell Limit➝売り指値注文
Buy Stop➝買い逆指値注文
Sell Stop➝売り逆指値注文

指定する価格を入力します(現在価格より1pips以下には指定できません)

予約注文の有効期限を設定します。空欄の場合は約定するまで有効となりますので注意してください

入力内容に問題が無ければ発注ボタンをクリックして予約注文を発注します

また上記入力内容を組み合わせることでほとんどの注文方法を発注することができます。MT4ウェブ版で取引できる注文種別は以下の通りです。

・新規成行注文 / 成行決済
・新規指値注文 / 指値決済
・新規逆指値注文 / 逆指値決済
IFD注文
IFO注文
・決済OCO注文

ただし新規OCO注文とトレーリングストップ注文は発注できません。この2つの注文方法を使いたい場合はインストール版をご利用ください。

ワンクリック注文も可能

MT4ウエブ版のワンクリック注文の操作方法
MT4ウェブ版でもワンクリック取引を行うことができます。デフォルトでは利用不可になっていますので、免責事項を確認しワンクリック取引をONにする手順を解説します。

メニューバーから「オプショ」ンを選択し「ワンクリック取引」をクリックする

免責事項が記載されたダイアログボックスが表示されるので、内容を確認し問題が無ければ「同意する」のチェックボックスにチェックを入れます

YESをクリックするとワンクリック取引の機能がONになります
MT4ウエブ版のチャートでワンクリック成行注文を表示する方法
ワンクリック取引は2段階確認を経由することなく注文を発注できるため、スピーディーな取引を行える機能です。一方で発注の押し間違いリスクもありますので十分注意して取引を行いましょう。
FX
指数
通貨ペア売り買いスプレッドオープン
ポジション
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