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MT4を自分流にカスタマイズしてみる

テクニカル分析を行う際に違う銘柄との比較をしたい場合や、違う時間足のチャートを表示して比較したい場合があります。

Article By forex.com
2023年12月29日 午前09:32

目次

テクニカル分析を行う際に違う銘柄との比較をしたい場合や、違う時間足のチャートを表示して比較したい場合があります。MT4の基本的な機能の中に複数画面の同時表示がありますので、ここでは画面を分割し複数の画面を同時に表示する方法や並び替えなどについて解説します。

複数画面を同時に表示する方法

複数の画面を同時に表示するにはチャートを追加する必要があります。まずは新規チャートを適用するときと同じように表示したい通貨ペアのチャートを追加します。しかし追加しただけでは画面上には1枚のチャートしか表示されていません。

そこで画面右上の画面縮小ボタンをクリックしてみましょう。すると画面が小さくなり後ろ側に隠れていたチャートが見えるようになりました。

自動整列と手動カスタマイズ

MT4には表示しているチャート枚数に応じて自動で整列をする機能が備わっています。上記画面上の①のボタンを押すだけで隙間なくピッタリ整列して配置してくれる便利な機能です。整列順序のルールは画面左下の通貨ペア名のタブの順に左から並べられます。(4枚以上の場合は左から縦に進むように並びます)

またチャートごとに大きさを変えたい場合などは手動でカスタマイズできます。通常のPC作業と同じようにチャート画面の角にカーソルを合わせると自由変形、底辺にカーソルを合わせると縦の長さを変形、左右の端にカーソルを合わせると横の長さの変形を行うことができます。位置に合わせてカーソルが変化したらクリック&ホールドしてお好みの大きさにカスタマイズして配置してください。

ただし自動整列ボタンを押してしまうと、カスタマイズしたものはリセットされ整列されてしまうので注意してください。

分割表示したチャート配置の保存と呼び出し

綺麗に整列して使っていたチャートも、色々足していくうちにごちゃごちゃになってしまったり、前の配置に戻したいという場合もあるでしょう。MT4には配置したチャートの並びを保存して記憶させておく機能があります。これを「チャートの組表示」と呼びます。まずはチャート配置の保存方法から解説します。

画面下部中央より右あたりに「Default」と表示されている場所があります。ここをクリックするとプルダウンリストが展開されますので、その中から「名前を付けて保存」をクリックします。するとダイアログボックスが表示され名前を入力できるようになりますので、今のチャート配置につけたい名前を入力しOKボタンを押して保存を完了させます。

続いて呼び出し方法です。チャートを弄り回してぐちゃぐちゃになってしまったとしましょう。先ほどの「Default」を再度クリックするとプルダウンリストが表示されますが、ここに先ほど保存した名前のチャート配置が新たに加えられています。それをクリックすることで保存した時の状態に戻すことができます。

このチャートの組表示はいくつも保存できますので、お好みの配置が出来上がるたびに新しく保存しておけば自分好みの配置をいつでも再現することができます。

ただし注意点として保存した名前の配置にしたままでチャートを色々と移動したりしてしまうと、自動で上書き保存されてしまうので、チャートを移動させたりする場合はDefaultを使うようにしておきましょう。

MT4のチャート画面は分割や配置を変えるだけでなく、配色を変更することもできます。ここではチャート画面のカスタマイズに加えて、保存方法と呼び出し方も併せて紹介します。

表示色の変更

MT4の背景が黒だと見にくいという方や、もっと派手にしたい、目に優しい色にしたいなど色々な意見があると思います。チャートの表示色は自由に変更できますので、その手順を解説します。

まずはチャート上のどこでもいいので右クリックをしてリストを表示します。その中から「プロパティ」をクリックするとチャート表示色の変更パレットが現れます(上図と同じ画面にならない場合は「色の設定」タブをクリックしてください)。ここで背景やローソク足、ラインなどの表示色の変更ができますのでお好みの表示色に変更してください。変更後の色味はパレット内の画面でリアルタイムで確認できます。表示色が決まったらOKボタンを押して保存しておきましょう。

先ほどまで使っていた黒背景のチャートから青背景のチャートに変更してみました。このようにご自身が見やすいチャート設定を行うことができます。

カスタマイズしたチャート設定の変更と呼び出し

ここで困ったことがあります。チャート表示色の変更は直接カスタマイズしたチャートのみに適用されており、新規でチャートを追加した場合は初期設定の黒背景のチャートで表示されてしまいます。これでは1枚1枚同じ作業を繰り返すことになり手間がかかってしまいます。そこでMT4に備わっているチャート設定の変更を保存する機能を使いましょう。

手順は次の通りです。チャート表示色など設定を変更した保存したいチャート上で右クリックをします。表示されたリストの中から「定型チャート」を選択、展開されたリストから「定型として保存」をクリックします。ダイアログボックスが立ち上がるので保存したいチャート設定に名前を付けて保存を押します。これで青背景にしたチャート設定を保存することができます。

保存したチャート設定を新しいチャートに適用するには、設定を適用したいチャート上で右クリックをしリストの中から「定型チャート」を選択、展開したリストから先ほど保存したチャート名をクリックします。すると先ほど保存した設定が適用され同じ設定内容にチャートが変更されます。

チャート設定にはインディケータ設定なども保存できる

チャート設定の保存はチャート配色以外にも、チャートに適用した変更はすべて保存できます。例えばインディケータなどを適用し期間設定なども終えた状態でチャート設定を保存すると、新しいチャートに保存したチャート設定を適用した際には配色に加えてインディケータなどの設定もすべて反映されます。同じ設定内容を色々なチャートに反映させたいときはかなりの時間短縮になりますので覚えておきましょう。

ツールバーを使用していて、この配置がもう少し右だと楽に使えるなとか項目が多いから減らしたい、項目が少ないから増やしたいなど感じることがあるでしょう。ツールバーの配置や表示項目は自由にカスタマイズすることができます。ここではその手順を解説していきます。

表示配置を変更する

ツールバーはその用途によって4つに分類して配置されています。画面表示に関する標準機能のツールバー、チャートに関する項目のツールバー、オブジェクトに関するツールバー、時間足に関するツールバーです。これらはそれぞれ4つのグループごとに自由に配置を変更することができます。

上記画像の一番上の枠内で赤枠で囲った位置に注目してください。横線が連続して表示されたようなマークがあります。ここをマウスでクリック&ホールドしてマウスを動かすとツールバー内を移動させることができますのでお好みの位置でドロップしてください。例えば青枠では2列になっていたツールバーを1列に配置、緑枠では縦に4列に配置、オレンジ枠ではツールバーから外しチャート内に配置しています。

ご自身が使いやすい配置に変更してお使いいただけます。

表示項目を編集する

各ツールバー内に表示されている項目は増やしたり減らしたり編集することができます。あまり使わない項目は非表示にすればスリム化できますし、よく使う項目はツールバーに出しておいた方が作業効率も上がります。

表示項目の編集は編集したいツールバーグループ上で右クリックをし、リストから「カスタマイズ」をクリックします。すると上記画像のように表示/非表示の選択パネルが立ち上がりますので表示したい項目を選択して挿入、または非表示にしたい項目を選択して削除をクリックし編集を行います。この編集はいつでもやり直せるのでご自身が使いやすいようにカスタマイズしてみましょう。

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