2024年12月に公開された主要経済指標イベント内容を、こちらからご覧いただけます。
FOMCの金利決定
12月19日(木)
04:00 日本時間
先週発表された米国の消費者物価指数(CPI)は予想外の増加を示さなかったため、投資家は今年最後の連邦準備制度理事会(FRB)の会合で利下げが実施されるとの見方を強めた。0.25%の利下げはほぼ完全に織り込み済みとなっている。これにより、FRBは市場に大きな混乱を引き起こすことなく利下げ幅を変更する柔軟性が限られることになる。差し迫った問題は、FRBが2025年初頭に利下げを一時停止するのか、それとも毎会合あたり0.25%の現行ペースを維持するのかとなる。
注目すべき銘柄:米ドル、金
12月10日(火)
12:30 日本時間
オーストラリアのインフレ率は2.1%に落ち着き、GDP成長率は前期比0.3%増と、予想の0.5%増を下回る結果となった。それでも、オーストラリア準備銀行は年内は現行の金利を据え置く見通しが大勢を占めており、一部では、インフレ率が2~3%の目標範囲内で持続的に推移していると中央銀行が確信できるまで、2025年までは金融政策を十分に引き締め気味に維持するとの見方も示されている。
注目すべき銘柄:豪ドル、オーストラリア200
12月11日(水)
22:30 日本時間
大統領選でトランプ氏が勝利したことを受け、投資家は2025年の米国の追加利下げに対する期待を大幅に引き下げた。12月の金利決定は、この消費者物価指数が極端に高い数値を示さない限り、影響を受けることはないだろう。FRBが2025年の最初の会合で利下げに踏み切るかどうかは、他の重要なデータハイライトの中でも、この消費者物価指数に影響されることになるが、現在FRBがより重視しているのは雇用である。
OPEC+会議
12月5日(木)
終日
OPEC+会議は当初12月1日に予定されていたが、より情報に基づいた決定を行うため、グループは延期を決定した。OPECにとって、非OPEC加盟国の石油供給量の増加と需要の伸び悩みが主な懸念事項となっている。増産を繰り返し延期してきた同グループは、最終的に供給量の回復に踏み切り、1月に1日あたり18万バレルの増産から始めるべきかどうかを決定しなければならない。最近の価格下落は、さらなる延期を示唆している可能性がある。
注目すべき銘柄: 原油、カナダドル
12月6日(金)
22:30 日本時間
今週もっとも注目される経済指標は11月の米雇用統計である。先月の雇用統計が予想外に好調だったこと、そして大統領選でトランプ氏が勝利したことを受けて、投資家は2025年の米国の追加利下げに対する期待を大幅に引き下げた。12月の利上げ決定は今やコイントスに等しく、FRBが2024年最後の会合で利下げを実施するかどうかは、その他の重要なデータの中でも、この雇用統計に左右されるだろう。
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