26日は、日経平均CFD、ドル円が上昇。
東京早朝を157.30円で迎えると、小幅な値動きで推移。東京株式市場オープンの午前9時ごろに当日の安値となる157.08円を記録した。その後上昇に転じたが、東京午後、そしてロンドン時間にかけては157.40円付近で揉みあいが続いた。
ロンドン時間は、特段材料がない中で上昇基調が強まり、157.60円を突破する展開に。
NY株式市場オープン前に米国前週分新規失業保険申請件数が発表されると、前週比1,000件減少の21.9万件となり事前予想を下回る結果となった。また失業保険の継続受給者数は事前予想を上回る191万人となり、約3年ぶりの高水準となった。マーケットの初動は米長期金利上昇、ドル買いが優勢。NY午前のうちに直近高値の157.93円を突破し、当日の高値である158.09円を記録。ただ、NY午後に入り米長期金利が次第に低下、ドル円は上値が抑えられ158.02円で東京早朝を迎えている。
同日、トルコ中銀が金融政策決定会合を開き、主要政策金利(1週間物レポ金利)を2.5%引き下げ47.5%にすると決定した。1.75%の利下げを行うと見込まれていた。
また同日、ロイターは、イスラエル軍がイエメンの親イラン武装組織フーシ派に関連する標的の攻撃を発表したと報じた。
08:30 日本11月失業率
08:30 日本11月有効求人倍率
08:30 日本12月東京都区部CPI
08:50 日本11月鉱工業生産
08:50 日本11月小売業販売額
08:50 日本11月百貨店・スーパー販売額
22:30 米国11月卸売在庫
特段材料がない中で、日銀のハト派なスタンスからか円安基調が続いている。直近高値を突破した今、160.00円を1つの目安として見ておきたい。
今後上昇が続く場合には、為替介入について警戒しておきたい。一方で、下落に転じる場合には、直近の安値圏である156.00円を足元のサポートラインとして意識したい。
レジスタンス:160.00円、162.00円
サポート:156.00円、148.15円
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