24日の日経平均株価は下落。前日比▲124.49円、▲0.32 %となる39,036.85円で大引け。
前日の終値より49円高い39,210円で寄り付き。寄り付き後は、前日の米国株高の流れを引き継ぎ上昇し、当日の高値となる39,246円を記録した。しかし、このレベルでは次第に売りが優勢となり、午前11時にかけてじり安、当日の安値となる38,996円を記録し、39,045円で前場クローズ。
後場は39,043円で寄り付き。クリスマス休暇を控えて積極的な売買は手控えられ、39,050円を中心に小幅な変動に留まった。39,037円で大引け。
セクター別では大型の統廃合が予定されている自動車が大きく上昇。一方で、電気機器、通信、小売業、サービスは下落した。個別の大型株では、前日に自社株買いを発表したホンダが、+12.22%、日産自動車が+6.00%と大幅に上昇。三井住友FGが+1.30%、みずほFGが+1.19%と堅調に推移した。一方で、富士通が▲2.49%、リクルートHDが▲1.65%と下落した。
中国の株価指数は上海総合が+1.26%、CSI300が+1.27%、香港のハンセン指数が+1.08%と揃って上昇。
なお加藤財務相は閣議後会見に「為替の行き過ぎた動きには適切に対応する」と昨日に続いて円安に対する牽制を行ったもよう。
日経平均株価CFDは、本日早朝3:00頃に39,269円で取引されており、本日の東京株式市場は上窓を開けてオープンしそうな状況となっている。
24日の米国株式市場はいつもより3時間短い営業の中、主要三指数が続伸。
SP500指数は前日より13ドル高い5,985ドルで寄り付き。寄り付き直後に当日の安値となる5,981ドルを記録したが、その後は上昇へと転じた。クリスマス休暇を控えた閑散相場の中で、NY午前、午後とそれぞれ上昇を続け、当日の高値となる6,040ドルを記録し、そのままクローズ。NY午後に米長期金利が低下したことも、株価上昇の一助となった印象。
なお、24:00に米国12月リッチモンド連銀製造業指数が発表され、先月比+4の▲10の結果となった。改善しているものの、引き続きリッチモンド連銀の管轄地域における製造業の活動が不活発であることが示唆された。
当日は、すべてのセクターが堅調に推移。特に、一般消費財が+2.62%、ITが+1.03%、通信サービスが+1.01%と大きく上昇した。個別の大型株では、テスラが+7.36%、ブロードコムが+3.15%、ウォルマートが+2.58%と大きく上昇。一方でフィリップモリスが▲0.70%と下落した。
同日、ロイターは中国は来年に過去最大の3兆元(約64兆5000億円)相当の特別国債を発行予定と報じた。
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