25日の日経平均株価は下落。前営業日比▲539.15円、▲1.39%となる38,237.79円で大引け。
日本祝日の間に米国株が下落したことを受けて、前営業日の終値より417円安い38,360円で寄り付き。寄り付き後は下落し当日の安値である38,132円を記録した。しかしこの水準では押し目買いが入り反発、当日の高値となる38,486円を記録。その後は小幅に下げ38,340円で前場クローズ。
後場は38,364円で寄り付くと、上値の重い展開が続き38,238円で大引けとなった。外国為替市場で円高基調が続いていることもあり、積極的な買いは広がらなかった。
セクター別では、電気機器(含む半導体)、小売、通信、サービスが前営業日比マイナス。一方で商社、医薬品は前営業日比プラスとなった。個別の大型株では、日立が▲8.49%、ディスコが▲6.68%、アドバンテストが▲6.54%と大きく下落。一方で三菱商事が+8.76%、伊藤忠が+6.68%、三井物産が+4.69%と大幅に上昇した。米著名投資家ウォーレン・バフェット氏が商社株の買い増しを示唆したことが主因とみられる。
中国の株価指数は上海総合が▲0.80%、CSI300が▲1.11%、香港のハンセン指数が▲1.32%と軟調に推移。
なお日経平均株価CFDは今朝6:00頃に37,969円で取引されており、本日の東京株式市場は大きく下窓を開けて寄り付きそうな状況となっている。
25日の米国株式市場はDow30が続伸、SP500、Nas100が続落。
SP500指数は前日の終値より3ドル安い5,982ドルで寄り付き。寄り付き直後に当日の高値である5,993ドルを記録した後は売りが優勢となった。
24:00に米国2月消費者信頼感指数が発表され、前月比▲7.0の98.3と事前予想を大きく下回る結果、これを受けてリスクオフムードが漂い、NY正午前に当日の安値である5,908ドルを記録。
NY午後は緩やかに買い戻しが続き5,980ドルまで回復した後、5,956ドルでクローズ。
当日はエネルギーが▲3.29%、通信サービスが▲2.15%と大きく下落。一方で生活必需品が+1.69%、不動産が+1.15%と堅調に推移した。個別の大型株では、テスラが▲8.39%、エヌビディアが▲2.80%、ブロードコムが▲2.59%と大きく下落。一方、ウォルマートが+4.29%と大幅に上昇した。
なおウクライナが鉱物資源に関する取引で米国と合意した、とブルームバーグによって報じられた。
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