ドル円は149.71円で東京早朝を迎えると東京仲値にかけて上昇、当日の高値である150.30円を記録した。しかし150円台は長くは続かず次第に売りが優勢となり150円丁度を割り込むと、13:30頃には149.50円を割り込み、16:45頃に149.20円を下回った。
ロンドン時間は反発し一時149.90円を超える水準まで回復したものの、米長期金利の低下を受けて上値は重く、再び149.30円付近まで値を下げた。
24:00に米国2月消費者信頼感指数が発表され、前月比▲7.0の98.3と事前予想を大きく下回る結果となった。これを受け金融マーケット全体にリスクオフムードが漂い、ドル円も下落の勢いが強まり当日の安値である148.57円を記録。その後は買い戻しが優勢で149.03円まで値を戻してNYクローズを迎えている。
同日、ウクライナが鉱物資源に関する取引で米国と合意した、とブルームバーグによって報じられた。
インド祝日
09:30 オーストラリア1月CPI
14:00 日本12月景気一致指数(改定値)
14:00 日本12月景気先行指数(改定値)
16:00 ドイツ3月GFK消費者信頼感調査
16:45 フランス2月消費者信頼感指数
21:00 米国MBA住宅ローン申請指数
24:00 米国1月新築住宅販売件数
下落が続く場合、まずは昨年12月初旬にサポートラインとして機能した148.65円を意識したい。昨日もこのレベルで反発しており、マーケットで意識されている可能性は高そうだ。ここを割り込むと140.00円まで強いサポートはない。やや弱いサポートレベルではあるが、146.00円を挙げておく。
上昇に転じる場合には150円台を回復、維持できるかが焦点。
レジスタンス: 150.00円、154.50円、158.88円
サポート: 148.65円、146.00円
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