30日の日経平均株価は下落。前日比▲386.62円、▲0.96%となる39,894.54円で大引け。
前日の終値より45円高い、当日の高値となる40,326円で寄り付き。前場は前週末に心理的節目である40,000円丁度を突破したことから、利益確定の売りが続き上値重く推移。40,000円丁度を割り込む展開となった。その後押し目買いが入り40,000円付近でもみ合い、40,006円で前場クローズ。
後場は小幅にギャップダウンし39,960円で寄り付き。年末年始を控え様子見が続き、39,900円を挟んで推移したのち、39,895円で大引けとなった。
当日は、電気機器と小売業が大きく下落。続いてサービス、通信、精密機器、医薬品、化学が軟調に推移。一方で、海運は小幅に上昇した。個別の大型株では、リクルートHDが▲2.79%、アドバンテストが▲2.64%、日立が▲1.67%と下落。一方で、三菱UFJ FGが+0.74%、セブンアンドアイHDが+0.53%と堅調に推移した。
なお2日、中国12月Caixin製造業PMIが発表され、前月比▲1.0の50.5となり事前予想を下回った。同日の中国株価指数は大きく下落、CSI300は▲2.91%と大きく下落した。
3日の中国の株価指数は、上海総合が▲1.57%、CSI300が▲1.18%、香港のハンセン指数は+0.70%と推移。中国本土株の軟調な推移が続いている。
また3日、バイデン米大統領は日本製鉄によるUSスチールの買収計画を阻止する声明を発表したと報じられた。これを受け5日には、日本製鉄がアメリカ政府を提訴予定だと一部メディアが報じている。
日経平均株価CFDは、今朝8:00頃に39,593円で取引されており、本日の東京株式市場は下窓を開けてオープンしそうな状況となっている。
30日の米国株式市場は、主要三指数が揃って下落。
SP500指数はクリスマスシーズンの上昇を吐き出す形で時間外に下落、前日の終値より68ドル安い5,904ドルで寄り付き。寄り付き後に当日の安値となる5,869ドルを記録。その後は買い戻しが優勢となりゆるやかに上昇、当日の高値である5,941ドルを記録し、引けにかけて小幅に売られ5,906ドルでクローズ。
30日は全てのセクターが下落。特に一般消費財が▲1.59%、素材が▲1.34%、ヘルスケアが▲1.21%、生活必需品が▲1.20%と大きく下落した。個別の大型株では、テスラが▲3.30%、ブロードコムが▲2.55%、メタが▲1.43%と軟調に推移した。
31日の米国株式市場は、主要三指数が続落。
SP500指数は前日の終値より15ドル高い5,921ドルで寄り付き。寄り付き直後は5,920ドルを挟んでの推移となり、NY午前のうちに当日の高値である5,930ドルを記録。NY午後は上値重く推移し当日の安値となる5,869ドルを記録した。引けにかけては小幅に上昇し5,885ドルでクローズ。
31日はITが▲1.04%、一般消費財が▲0.98%と下落。一方で、不動産が+0.75%と堅調に推移した。個別の大型株では、テスラが▲3.25%、エヌビディアが▲2.33%、ブロードコムが▲1.59%と大きく下落。
2日の米国株式市場は、主要三指数が続落。
SP500指数は前営業日の終値より18ドル高い5,903ドルで寄り付き。NY午前は上値を追う展開となり、当日の高値となる5,935ドルを記録。その後は下落し5,900ドル付近でもみ合いとなった。NY午後に入ると米長期金利の上昇に伴い大きく下落し、当日の安値となる5,830ドルを記録。引けにかけては買い戻しが優勢で5,869ドルでクローズ。年始は小幅安のスタートとなった。
一般消費財が▲1.27%、素材が▲1.14%、不動産が▲1.00%と下落。一方で、公共事業が+0.73%、通信サービスが+0.64%と堅調に推移した。個別の大型株では、同日テスラ社のサイバートラックが爆発・炎上したと伝わり、テスラが▲6.08%、アップルが▲2.62%と大幅に下落。一方でエヌビディアが+2.99%、メタが+2.34%と大きく上昇した。
3日の米国株式市場は、主要三指数揃って反発。
SP500指数は前日の終値より22ドル高い5,891ドルで寄り付き。寄り付き後5,900ドル付近で小幅に変動し、その中で当日の安値となる5,889ドルを記録。NY午後にかけて小幅に上昇し、その後もゆるやかながら上昇基調を維持。当日の高値である5,949ドルを記録した。引けにかけては小幅に売られ、5,942ドルでクローズ。
3日は全てのセクターが上昇。特に、一般消費財が+2.43%、ITが+1.62%、不動産が+1.35%と大きく上昇した。個別の大型株では、前日のサイバートラックの爆発が製品の不良によるものではないと伝わったことにより、テスラが+8.22%、エヌビディアが+4.45%と大きく上昇した。
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