11日は日経平均先物が反発、ドル円も上昇
東京早朝を152.76円で迎えると、総理大臣指名選挙を午後に控えて円売りが優勢の展開。ドル円は早朝からじりじりと上昇し、東京株式市場オープンのタイミングで153円丁度を突破、東京午後に153.68円まで上値を伸ばした。
その後は自民党の石破氏と立憲民主党の野田氏による決選投票を見守る時間帯に入り、小幅に下押したが16時過ぎに石破氏の得票が野田氏を上回り首相に選出されると、一段と上値を試す展開となり、153.86円まで上昇。
ロンドン時間は153.96円まで上値を伸ばしたものの、その後は次第に小動きとなった。
NY時間は退役軍人の日(Veterans Day)で祝日のなか、株式や債券市場は開場していたものの薄商い。何度か154円丁度を窺う値動きを見せたが、そこを突破するほどの買いは見られず次第に反落、153.73円でNYクローズ。ロンドン時間以降は特段のイベントもなく、大きな値動きには繋がらなかった。
なお昨日に8万ドル(1BTC=80,000USD)を突破したビットコインが対米ドルで続伸、執筆現在で8.8万ドルを記録している。
08:30 オーストラリア11月ウエストパック消費者信頼感指数
08:50 日本10月マネーストックM2
16:00 ドイツ10月CPI(改定値)
16:00 英国10月失業保険申請件数
16:00 英国10月失業率
16:00 英国9月失業率(ILO方式)
19:00 ドイツ11月ZEW景況感調査
19:00 ユーロ圏11月ZEW景況感調査
21:00 インド10月CPI
4時間足では上昇基調が続いている。153円台まで下値を切り上げてきたこともあり、今朝にもう一段と上昇するか注目したい。
反対に下落へと転じる場合には153円丁度割れで警戒を1段と強めると良いだろう。151.50円が直近のサポートレベルとなっており、そこを割り込む場合には急落を警戒したい。
レジスタンス: 155.00円、162.00円
サポート:151.50円、140.00円
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