8日は日経平均先物が下落、ドル円も小幅に下落
東京早朝を152.91円で迎えると、東京仲値にかけて底堅く推移し、仲値決定後に153.37円まで上昇した。ただ日本の長期金利が1.0%台へと上昇し、日経平均株価が利食い売り優勢になると次第に上値が重くなり、東京午後に152.55円まで下落した。
ロンドン時間は引き続き上値重く推移。20時ごろに当日の安値となる152.14円を記録、ただその後は買い戻しが優勢となった。
米大統領選挙および議会選挙に過剰反応してしまったのか、米長期金利がもとの4.30%の水準まで低下する中で、NY時間もドルは上値重く推移。発表された11月ミシガン大学消費者センチメントは事前予想を上回る73.0となったが、152.80円レベルで上値を抑えられての推移が続き、152.64円で週末を迎えた。
なお週末にFOXニュースのインタビューでミネアポリス連銀のカシュカリ総裁が好調な経済と生産性上昇により、従来の予想より利下げ幅が縮小する可能性を指摘した。
またビットコインが対米ドルで一時8万ドルを突破した(1BTC=80,000USD)。
米国、カナダ祝日
特別国会召集
08:50 日本9月国際収支
14:00 日本10月景気ウオッチャー調査
16:00 ノルウェー10月CPI
やや上値の重い推移が続いている。
ここから再度、上昇気流に乗っていくためには、まずは153円台まで下値を切り上げていく必要がある。反対に下落へと転じる場合には151.50円を割り込むと勢いが付きそうだ。
レジスタンス: 155.00円、162.00円
サポート:151.50円、140.00円
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