6日は米長期金利、日米株価指数、ドル円が大きく上昇
東京早朝を151.62円で迎えると、米大統領選挙および米連邦議会の上下両院選挙に注目が集まり、東京株式市場オープン後に一時151.29円を記録。その後は、次第にトランプ氏が優勢の結果が明らかになるなかで、円安、株高が優勢となった。
9:15頃に152円丁度を突破すると、10:00頃には153円丁度を突破。正午頃にはトランプ氏の当確&共和党が上院の過半数を占める結果が概ね予測可能となる中で、154円丁度を記録。
東京午後は下院の投票結果に注目が集まる中で153.13円まで下押す場面も見られたが、買いは強く、ロンドン時間にかけて154円台を回復。午後4時ごろトランプ氏が次期大統領に当確すると次第に154円丁度を底値として固める動きが強まった。
NY時間を154.40円レベルで迎えると、材料出尽くしからか上昇のペースが減速。NY午後はハリス米副大統領が大統領選での敗北を認めると共に、下院選挙における共和党の勝利可能性が保たれたことから再びリスクオンムードで、154.70円まで上昇したのち、154.63円でNYクローズ。
なおブラジル中央銀行は政策金利を0.5ポイント引き上げて11.25%にすると発表した。
中国10月貿易収支
08:30 日本9月毎月勤労統計調査
16:00 ドイツ9月鉱工業生産
16:00 ドイツ9月貿易収支
17:30 スウェーデン中銀、金融政策決定会合
18:00 ノルウェー中銀、金融政策決定会合
19:00 ユーロ圏9月小売売上高
21:00 メキシコ10月CPI
21:00 英中銀(BOE)、金融政策決定会合
21:00 英中銀金融政策委員会、議事要旨
22:30 米国7-9月期非農業部門労働生産性
22:30 米国7-9月期単位労働コスト
22:30 米国前週分新規失業保険申請件数
24:00 米国9月卸売売上高
28:00 FOMC、終了後、政策金利発表
28:30 パウエルFRB議長、定例記者会見
29:00 米国9月消費者信用残高
遠くに感じられた155.00円のレジスタンスがすぐ目の前まで迫ってきた。仮に155.00円を突破すると、年初来高値の162円が視野に入る。
本日はFOMCを控えるなかで、ドル円は一段と上を試す展開になるか、注目が集まる。
レジスタンス: 155.00円、162.00円
サポート:140.00円
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