1日は米国株価指数が反発、ドル円は上昇
東京早朝を152.04円で迎えると、東京仲値以降は買いが優勢で152.60円台まで上昇。
ロンドン時間は国民民主党の玉木代表から「日銀は少なくとも半年は利上げすべきではない」と伝わるなか、152.80円台まで上昇した。
152.75円レベルで注目の集まった米国10月雇用統計を迎えると、発表された非農業部門雇用者数増減は+1.2万人と予想を大幅に下振れ、初動で米長期金利低下、ドル売りの反応となりドル円は当日の安値となる151.79円を記録した。ただ、ハリケーンやストライキなど一時要因が大きいと見られることや、失業率は4.1%と横ばい、平均時給は前月比+0.4%と予想を0.1%上回ったこともあり、次第に米長期金利が反発、ドルの買い戻しが優勢となり153.10円を記録したのち、152.96円で週末を迎えた。
4日はドル円が下落。
週明けのシドニー時間から、共和党候補トランプ前大統領の返り咲きを見込んだ「トランプトレード」の巻き戻しが進み、ドル円は先週末の152.96円から大きく値を下げた152.28円で寄り付き。デモイン・レジスター紙が専門家J・アン・セルザー氏の調査として、アイオワ州でのハリス氏の支持率がトランプ氏を上回ったと伝えたことが主因の1つと見られる。
ロンドン時間まで売りが優勢で、一時151.53円を記録。ただNY入りからは買い戻しが優勢となっており、152.15円まで値を戻して今朝を迎えている。
08:50 日本10月マネタリーベース
09:01 英国10月BRC小売売上高調査
10:45 中国10月Caixinサービス部門PMI
12:30 オーストラリア中銀(RBA)、金融政策決定会合
16:45 フランス9月鉱工業生産
22:30 米国9月貿易収支
24:00 米国10月ISM非製造業景況指数
米国大統領選挙、投開票
執筆現在152.25円レベルで落ち着いて推移している。
トランプ氏かそれともハリス氏か、大統領選挙の結果で大きく動きが変わるだろう。まずはリスク管理を徹底しておきたい。
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