8日は原油WTI先物が下落、日米株価指数が上昇
※外国為替市場は相対取引のため、各社によって安値、高値は異なります。
東京早朝を148.18円で迎えると、上下動をしながらも上値の重い展開が続き、午前のうちに147.51円まで下落する場面が見られた。東京午後は買い戻しの動きが広まり一時148円台を回復。なお注目の集まった中国国家発展改革委員会の記者会見では、5つのポイント(マクロ経済対策の強化、内需拡大、企業支援、不動産市場への対策、金融資本市場の活性化)を示したが、概要の発表に留まったことで市場への影響は限定的に留まった。
ロンドン時間の序盤は再び下値を試す展開で147.35円を記録。ただその後は株価が先行する形でリスク資産に買い戻しの動きが広まると、ドル円も次第に上昇へと転じ148円台を回復した。
NY時間は底堅い動き。特段のイベントないなかで、148.38円まで上値を伸ばしたあと、148.20円でNYクローズを迎えている。
なお米国立ハリケーンセンター(NHC)の情報によれば、ハリケーン「ミルトン」は引き続き米フロリダ州に向けた進路を取っており、被害が広範囲に及ぶと見込まれている。
またNHKによればイスラエル軍は、レバノン南部で新たな部隊が作戦を開始したと述べた。レバノン南部の国境沿いで地下トンネルを破壊したほか、イスラエル北部を見渡せるヒズボラの施設を制圧したと主張しているもよう。
韓国祝日
衆院が解散、総選挙(15日公示、27日投開票)へ
10:00 ニュージーランド中銀(RBNZ)、金融政策決定会合
13:00 国会で党首討論
13:30 インド中銀、金融政策決定会合
15:00 ドイツ8月貿易収支
20:00 米国MBA住宅ローン申請指数
21:00 ブラジル9月IPCA
21:00 メキシコ9月CPI
23:00 米国8月卸売売上高
27:00 米国FOMC議事要旨
昨日は147.38円で切り返し、再び148円台まで値を戻した。底堅い動きが続いている状況と言えよう。
引き続き先週に醸成された円安ドル高ムードが継続するかが焦点。東京時間は党首討論会に注目が集まりそうだ。
レジスタンス: 149.40円、155.00円、162.00円
サポート:140.00円
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