7日は米長期金利上昇もドル円は下落
※外国為替市場は相対取引のため、各社によって安値、高値は異なります。
東京早朝を148.70円で迎えると、米9月雇用統計から続くドル買いの流れが継続し7:00頃に149.14円を記録。ただその後は次第に売りが優勢になると、東京株式市場オープンに向けては148円台後半に値を戻した。
9:00以降、ドル円は売りが優勢で東京午前のうちに148.22円まで下落。その後は148.40円を中心とした横ばい推移が続いた。
なお石破首相は金融所得課税の強化に関して「現時点で具体的に検討することは考えていない」と明言した。また9日の衆議院解散を前に、収支報告書に不記載のあった自民党議員の一部を公認しない方針を示した。
ロンドン時間序盤は買い戻しが優勢で148.69円まで上昇したが、ここで上昇しきれず、以後は売りが強まる展開となり、NY時間に掛けては148円丁度を窺う展開になった。
NY時間は特段の指標発表ないなかで、中東情勢への懸念からか第一限月(最も近い受渡期日)のWTI原油先物が一時77ドル台後半まで上昇するなかリスクオフムードが強まり、147.86円の当日安値を記録。148.18円でNYクローズ。
なお米国立ハリケーンセンターは、ハリケーン「ミルトン」の勢力が5段階のうち最強の「カテゴリー5」になったと発表した。ロイターによればミルトンは現在、メキシコ湾南西部を北上中。9日にもフロリダ州に上陸するとみられている。
またイスラエルは引き続きレバノン南部で軍事作戦を行っているもよう。
参院で石破首相の所信表明演説への各党代表質問
午前中 中国国家発展改革委員会は、経済政策パッケージの実施について説明
08:01 英国9月BRC小売売上高調査
08:30 オーストラリア10月ウエストパック消費者信頼感指数
08:30 日本8月毎月勤労統計調査
08:30 日本8月全世帯家計調査
08:50 日本8月国際収支
09:30 オーストラリア中銀(RBA)、金融政策会合議事要旨公表
14:00 日本9月景気ウオッチャー調査
15:00 スウェーデン9月CPI
15:00 ドイツ8月鉱工業生産
15:45 フランス8月貿易収支
15:45 フランス8月経常収支
21:30 米国8月貿易収支高
149.40円のレジスタンスを目前に反落、下方向に推移している。
先週に醸成された円安ドル高ムードが継続するかが焦点。2日連続のドル安、円高となれば、少し相場の雰囲気も変わってくるだろう。
レジスタンス: 149.40円、155.00円、162.00円
サポート:140.00円
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