13日の日経平均株価は下落、前日比▲251.51円、▲0.68%となる36,581.76円で大引け。
米国株式市場における半導体銘柄やハイテク大手の上昇を好感、日経平均株価は時間外で小幅に上昇し前日の終値より49円高い36,882円で寄り付き。
ただ序盤に36,887円まで上値を伸ばした後は上値の重い展開。外国為替市場で1ドル=141円を割り込んでドル安、円高が進行すると、36,510円まで値を下げて前場クローズ。
後場は寄り付きで36,441円まで下落したものの、その後は買い戻しが優勢となり一時36,743円まで反発したのち、36,582円で大引け。
当日は幅広い業種で売りが優勢。特に自動車、銀行、商社などの大企業に加えて、サービス、食品なども弱かった。個別の大型株ではファーストリテイリングが▲60.8円と下落した一方で、東京エレクトロンが+39.2円、アドバンテストが+21.4円と上昇している。
※上記数値は日経平均株価への寄与度
なお日経平均株価CFDは今朝7:00頃に36,641円で取引されており本日の東京株式市場は小幅に上窓を開けてオープンしそうな状況となっている。
13日の米国株式市場は主要3指数が揃って上昇。
SP500指数は前営業日の終値より7ドル高い5,603ドルで寄り付き。序盤に5,602ドルを記録したあとは底堅い展開。
23:00に発表された米9月ミシガン大学消費者センチメントは、69.0と事前予想を上振れ。米長期金利が小幅に反発、ドル高、株高の流れが強まった。
NY午前のうちに5,634ドルまで上昇すると、NY午後に5,636ドルの高値を記録。ただ週末にかけては利食い売りが優勢となり5,625ドルで引けた。
なおブルームバーグによればトランプ前米大統領が所有するフロリダのゴルフ場で15日、ライフルを所持していた男を見つけたシークレットサービスが発砲した。トランプ氏は無事で、米連邦捜査局(FBI)は「暗殺を試みたとみられる事件として捜査中」とのこと。
16日の米国株式市場は全般に底堅い動き。一部の大型株が軟調に推移。
発表された9月NY連銀製造業景気指数は11.5と予想を上振れ、米長期金利が小幅に反発し、為替はドル高で反応したが、株価指数はまちまちの反応となった。
SP500指数は前営業日の終値より5ドル安い5,620ドルで寄り付くと売りが優勢となりNY午前のうちに5,605ドルまで下落。ただその後は買い戻しが優勢で、日本時間02:30頃にNYオープンの水準を上抜けると5,636ドルまで上昇し、5,632ドルで引けた。
当日は金融が+1.22%、エネルギーが+1.19%、素材が+0.90%と好調だった一方で、ITが▲0.95%、一般消費財が▲0.32%と軟調に推移した。個別の大型株ではアップルが▲2.78%、エヌビディアが▲1.95%と弱かった。一方でメタが+1.65%上昇、グーグルとマイクロソフトも小幅ながらプラスで引けている。
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