9日は日米株価指数が反発、ドル円は連れ高
※外国為替市場は相対取引のため、各社によって安値、高値は異なります。
東京早朝を142.31円で迎えると、先週末のリスクオフムードを引き継ぎ、まずは下値を試す展開で141.96円を記録。ただこのレベルで次第に買い戻されると、日経平均株価が下げ幅を大幅に縮小する展開となるなかで、ドル円は143円台を回復した。
ロンドン時間は一段と反発し143.80円の当日高値を記録。ただその後は反落し、再び143.00円を割り込んだ。
NY時間は底を固める動き。24:00にNY連銀が8月の消費者インフレ期待を公表、1年先と5年先のインフレ期待はそれぞれ3.0%と2.8%で変わらずであったが、3年先のインフレ期待は2.3%から2.5%に上昇したことも意識されたか、142.88円を安値に下げ止まった。
またNY午後は買いが優勢で、143.16円NYクローズを迎えている。01:30に発表されたアトランタ連銀によるGDPNowが+2.5%と先週よりも+0.4%上昇していたことも好感された印象。
中国8月貿易収支
08:50 日本8月マネーストックM2
15:00 ノルウェー8月CPI
15:00 ドイツ8月CPI(改定値)
15:00 英国8月失業保険申請件数
15:00 英国8月失業率
15:00 英国7月失業率(ILO方式)
21:00 ブラジル8月IPCA
日米株価指数が一旦は反発したことでドル円にも持ち直しの動きが見られている状況。金利に大きな動きはないため、引き続き株式市場の動向に注目が集まる。
下落する時の目安は直近安値141.70円、年初来安値140.25円、節目の140.00円。一方で上昇する場合には、まずは144円前半の直近高値を越えられるか注目。
レジスタンス:151.00円、155.00円、162.00円
サポート: 141.70円、140.00円
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