6日は日米株価指数が大きく下落、ドル円は連れ安
※外国為替市場は相対取引のため、各社によって安値、高値は異なります。
東京早朝を143.44円で迎えると、午前中は小動き。午後に入って日本株が軟調に推移するとドル円は上値重く推移し143.00円を割り込み、142円台ミドルまで下落。
ロンドン時間は142.06円まで下押す場面もあったが、米8月雇用統計を控えて143.25円まで買い戻された。
発表された米8月雇用統計は非農業部門雇用者数増減が+14.2万人と予想を下振れ、ただ失業率は4.2%と前月比0.1%の低下、平均時給は前月比+0.4%、前年同月比+3.8%とそれぞれ予想を0.1%上回っており強弱入り混じる内容となった。この結果をうけて為替は乱高下、144.08円まで上昇したのち142.00円を記録する荒い値動きが発生した。
ただ次第に買い戻しが強まり143.91円まで上昇したが、ウォラー理事が次回会合における利下げ幅を柔軟に考える(0.25%にこだわらない)姿勢を示したことで反落。当日の安値である142.00円を割り込むと直近の安値圏である141.78円を記録した。
週末に掛けては買い戻しが優勢で142.32円でNYクローズ。
当日はニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁、シカゴ連銀のグールズビー総裁よりそれぞれ利下げを支持する発言が伝わったが、利下げ幅については言及しなかった。
08:50 日本4-6月期GDP(改定値)
08:50 日本7月国際収支
10:30 中国8月CPI
10:30 中国8月PPI
14:00 日本8月景気ウオッチャー調査
21:00 メキシコ8月CPI
23:00 米国7月卸売売上高
28:00 米国7月消費者信用残高
直近安値141.70円、年初来安値140.25円、節目の140.00円の安値更新が視野に入る状況。
金利に大きな動きはないため、株式市場の動向に注目が集まる。
レジスタンス:151.00円、155.00円、162.00円
サポート: 141.70円、140.00円
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