30日は日米長期金利の金利差が拡大、ドル円は大きく上昇
※外国為替市場は相対取引のため、各社によって安値、高値は異なります。
東京早朝を144.98円で迎えると8:30に発表された全国CPI(消費者物価指数)の先行指標である8月東京都区部CPIは前年同月比、総合が+2.6%、コアが+2.4%と予想を0.2%上振れ。これを受けて円の買い戻しが強まり東京仲値にかけて144.66円まで下落。ただ更に下値を追う展開とはならず、月末のドル買い観測もあり東京午後に145円台を回復した。
ロンドン時間は米長期金利が小幅に上昇、ドル円は連れ高となり145.40円台を記録。一方で、ユーロ圏8月HICPでインフレ鈍化が確認された通貨ユーロは次第に弱含んだ。
21:30に発表された米国7月個人消費支出(PCEデフレーター)は前年同月比、総合が+2.5%、コアが+2.6%と概ね事前予想と差のない結果であったが、24:00のロンドンフィキシングにかけてドル円は上昇の勢いを持続。
ロンドンフィキシング通過後もドル買い円売りは続きNY午後に146.25円まで上昇。そのまま146.17円で高値引け。
日米の株価指数が底堅く推移したこともドル円上昇の追い風となった印象。
米国、カナダ祝日
08:50 日本4-6月期法人企業統計調査
10:45 中国8月Caixin製造業PMI
16:00 トルコ4-6月期GDP
上値の重かった145円台を突破し、一気に146円台へと突入している。週明け、まずは上昇の勢いがどこまで続くか注目が集まる。
なお本日は米国祝日でありNY時間においてはあまり大きな変動を期待しない方が無難だろう。
レジスタンス:151.00円、155.00円、162.00円
サポート: 140.00円
本レポートに記載されている情報や見解は、一般的な情報としての使用のみを目的としたものであり、FX、CFD、その他あらゆる金融商品の購入や売却に関する勧誘や依頼の意図は全くありません。本文書に記載されている見解や情報は、予告や通知なく変更されることがあります。本文書は、特定の投資目的や背景、特定の受領者の意思などに沿って書かれ配布されたものではありません。本文書内で引用・言及されている過去の価格データは、当社独自の調査や分析に基づいており、当社はそのデータの提供元やそのデータそのものの信頼性につき、いかなる保証もせず、また筆者や訳者、各国の支社・ 支店も、本文書の内容の正確性や完全性についても一切保証しません。本文書の内容に基づく直接または間接の損失、そして本文書を信頼したことにより生じた損失についても、当社は一切その責を負いません。
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