29日は日米長期金利の金利差が小幅に拡大、ドル円は上昇
※外国為替市場は相対取引のため、各社によって安値、高値は異なります。
東京早朝を144.59円で迎えると144.22円まで下落したものの、東京株式市場オープン後は日経平均株価が時間外の下げを取り戻して大きく反発するなかで買いが優勢、東京午後に144.87円まで上昇。
ロンドン時間は144円台の後半で小動き。発表されたドイツ8月CPIが+1.9%と予想を下回ったことでユーロ売りが強まる時間帯となった。
注目を集めた米国4-6月期GDP改定値は+3.0%と0.2ポイントの上方修正、これをうけて市場は米長期金利上昇、ドル高で反応、ドル円は145.55円まで上値を伸ばした。ただNY午後はドル売りが優勢で144.98円まで値を戻して引けている。
ここのところエヌビディア決算など米国株式市場の動向に注目が集まっており、ドル円主導で動いているというよりは、株や債券につれた受動的な動きが続いている印象。
なおロイターによれば、イスラエルとイスラム組織ハマスは、ポリオ(小児まひ)予防接種のため、パレスチナ自治区ガザ地区での戦闘の一時休止に合意したもよう。
08:30 日本7月失業率
08:30 日本7月有効求人倍率
08:30 日本8月東京都区部CPI
08:50 日本7月鉱工業生産
08:50 日本7月小売業販売額
14:00 日本7月新設住宅着工戸数
15:00 ドイツ7月輸入物価指数
15:00 ドイツ5月小売売上高
15:00 英国8月ネーションワイド住宅価格
15:45 フランス7月消費支出
15:45 フランス8月CPI
15:45 フランス7月PPI
16:55 ドイツ8月失業者数
16:55 ドイツ8月失業率
17:30 英国7月消費者信用残高
17:30 英国7月マネーサプライM4
18:00 ユーロ圏8月HICP
18:00 ユーロ圏7月失業率
19:00 日本外国為替平衡操作の実施状況(介入実績)
21:00 インド4-6月期GDP
21:30 カナダ4-6月期GDP
21:30 カナダ6月月次GDP
21:30 米国7月個人所得
21:30 米国7月個人消費支出(PCEデフレーター)
22:45 米国8月シカゴ購買部協会景気指数
徐々に値を切り上げてきているものの、引き続き145円台では上値の重い状況が続いている。まずはしっかりと145円台を維持できるかが焦点。
本日は重要指標の発表が多く、且つ月末で実需が多く発生すると見込まれるため、タイムスケジュールを意識してトレードに臨むのがよいだろう。
レジスタンス:151.00円、155.00円、162.00円
サポート: 140.00円
本レポートに記載されている情報や見解は、一般的な情報としての使用のみを目的としたものであり、FX、CFD、その他あらゆる金融商品の購入や売却に関する勧誘や依頼の意図は全くありません。本文書に記載されている見解や情報は、予告や通知なく変更されることがあります。本文書は、特定の投資目的や背景、特定の受領者の意思などに沿って書かれ配布されたものではありません。本文書内で引用・言及されている過去の価格データは、当社独自の調査や分析に基づいており、当社はそのデータの提供元やそのデータそのものの信頼性につき、いかなる保証もせず、また筆者や訳者、各国の支社・ 支店も、本文書の内容の正確性や完全性についても一切保証しません。本文書の内容に基づく直接または間接の損失、そして本文書を信頼したことにより生じた損失についても、当社は一切その責を負いません。
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