27日は日本の長期金利が小幅に低下も、ドル円は下落。
※外国為替市場は相対取引のため、各社によって安値、高値は異なります。
東京早朝を144.52円で迎えると、序盤に144.24円まで下押したもののその後は底堅く推移。東京仲値にかけて144.90円台まで上昇し、145円台を窺う展開となった。
東京午後に日本銀行が公表した基調的なインフレ率を補足するための2024年7月指標が刈込平均値:+1.8%、加重中央値:+1.1%、最頻値:+1.5%とすべて目標とする2.0%を下回ったことで円売りが強まると、ロンドン時間の序盤に145.18円を記録。ただしこのレベルでは戻り売りが強く、次第に144円台へと値を戻すとその後はズルズルと下落した。
NY時間を144.40円で迎えると、23:00に発表された米消費者信頼感指数が103.3と予想を2.6ポイント上回ったことで144.50円まで値を戻す局面も見られたが、その後も売りが続きNY午後に144.00円を割り込み143.92円を記録。143.95円でNYクローズを迎えた。
なおロイターによれば、米ホワイトハウスのカービー大統領補佐官はイランがイスラエルを攻撃すれば、米国はイスラエルを防衛すると改めて表明した。
10:30 オーストラリア7月CPI
15:00 ドイツ9月GFK消費者信頼感調査
15:45 フランス8月消費者信頼感指数
20:00 米国MBA住宅ローン申請指数(前週比)
29:00頃 エヌビディア決算
サポートの145.00円を割り込んで下落中。直近安値となる141.70円レベルや、節目の140.00円が視野に入ってきている状況。
昨日はNY時間に米長期金利が低下したことをうけて円の買い戻しが強まっており、動向を占う上で米長期金利の水準を見ておくのが良いだろう。米長期金利が大きく上昇する絵を描きにくい局面であり、上値は重くなりそうな雰囲気がある。
レジスタンス:151.00円、155.00円、162.00円
サポート: 140.00円
本レポートに記載されている情報や見解は、一般的な情報としての使用のみを目的としたものであり、FX、CFD、その他あらゆる金融商品の購入や売却に関する勧誘や依頼の意図は全くありません。本文書に記載されている見解や情報は、予告や通知なく変更されることがあります。本文書は、特定の投資目的や背景、特定の受領者の意思などに沿って書かれ配布されたものではありません。本文書内で引用・言及されている過去の価格データは、当社独自の調査や分析に基づいており、当社はそのデータの提供元やそのデータそのものの信頼性につき、いかなる保証もせず、また筆者や訳者、各国の支社・ 支店も、本文書の内容の正確性や完全性についても一切保証しません。本文書の内容に基づく直接または間接の損失、そして本文書を信頼したことにより生じた損失についても、当社は一切その責を負いません。
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