21日は日米株価指数先物が上昇、ドル円はおおむね横ばい推移。
※外国為替市場は相対取引のため、各社によって安値、高値は異なります。
東京早朝を145.27円で迎えると、東京時間は日本株に買い戻しの動きが強まったことも追い風となり、ドル円は底堅い動きが続き146.00円手前までじり高の展開となった。
ロンドン時間は一時146.26円まで上昇。ただその後は米雇用者数の年次改定や、FOMC議事要旨の公表など重要イベントを控えて次第に手じまい売りが優勢。145.60円台まで値を戻してNY時間へバトンタッチ。
発表された2024年米雇用者数の年次改定は基準となる3月の非農業部門雇用者総数の調整幅が▲81.8万人(▲0.5%)となった。噂された100万人超という結果にはならなかった一方で、絶対値としてはかなり弱い数値であることからしばらく市場は気迷い状態に陥った。
ドル円は瞬間的に146.91円まで上昇したものの、次第に上値が重くなり発表前の145円台ミドルへと収斂。その後も売りが強く、FOMC議事要旨の発表前に一時144円台をワンタッチ。
日本時間の03:00に発表された直近のFOMC議事要旨によれば大半のメンバーは「雇用に対するリスクが高まった一方で、インフレ目標に対するリスクが低下した」と指摘。また「もしデータが予想通りであれば、次回の会合で政策を緩和するのが適切であろう」との見解を示した。これをうけてドル円は144.45円まで急落。
ただNYクローズにかけては強い買い戻しが見られ145.28円まで値を戻して引けている。
Jackson Hole Economic Policy Symposium(~24日)
韓国中銀、金融政策決定会合
08:50 日本前週分対外対内証券売買契約等の状況(対外中長期債)
08:50 日本前週分対外対内証券売買契約等の状況(対内株式)
15:00 ノルウェー4-6月期GDP
16:15 フランス8月PMI
16:30 ドイツ8月PMI
17:00 ユーロ圏8月PMI
17:30 英国8月PMI
20:30 ユーロ圏ECB理事会議事要旨
21:30 米国前週分新規失業保険申請件数
22:45 米国8月PMI
23:00 ユーロ圏8月消費者信頼感
23:00 米国7月中古住宅販売件数
145.00円のサポートを一時割り込んだものの、4時間足で見れば明確に割り込んだとは言い難く、145.00円を挟んでの攻防が続いている状況といえる。
週を通じて上値の重い推移が続いているが、こうした流れが継続するかどうかがは米経済指標次第だろう。本日の指標やジャクソンホール会合における要人発言に注目したい。
レジスタンス:151.00円、155.00円、162.00円
サポート: 145.00円、140.00円
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