13日は日米株価指数先物が上昇、ドル円はやや上値重く推移。
※外国為替市場は相対取引のため、各社によって安値、高値は異なります。
東京早朝を147.20円でスタートし、147.03円で東京株式市場オープンを迎えると、寄り付きから日経平均株価が勢いよく上昇する中で、為替は円売りが優勢となりドル円は147.82円まで上昇した。
ロンドン時間の序盤は小幅に上値を伸ばし147.95円を記録したが、先週から意識される高値圏でもあり、追加材料がないなかで上値を追う展開にはならず、次第に反落した。
21:30に発表された米国7月PPI(生産者物価指数)は前月比+0.1%、前年同月比+2.2%とそれぞれ6月より鈍化、事前予想も下回ったことで米長期金利が低下、為替は初動で乱高下したものの、徐々にドル売りが優勢となり147.00円を割り込む展開。
NY午後に入ると米国主要株価指数が堅調に推移しているにも関わらずドル円は上値の重い展開が続き146.60円まで下押し。146.85円でNYクローズを迎えた。
なおブルームバーグによれば、米アトランタ連銀のボスティック総裁はアフリカ系米国人の金融専門家会議で「データをもう少し」見てから利下げを支持したいとの考えを示したもよう。ただし相場への影響は限定的に留まっている。
11:00 ニュージーランド中銀(RBNZ)、金融政策決定会合
15:00 スウェーデン7月CPI
15:00 英国7月CPI
15:00 英国7月小売物価指数
15:45 フランス7月CPI(改定値)
18:00 ユーロ圏4-6月期GDP(改定値)
18:00 ユーロ圏6月鉱工業生産
20:00 米国MBA住宅ローン申請指数(前週比)
21:30 米国7月CPI
日米の株価指数がリバウンドしておりドル円、クロス円に底堅さが見られる一方で、ドル円は147円台の上値の重さも目立つ状況。ここをクリアに上抜けられるかどうかが一つの焦点と言えるだろう。
本日は米国7月CPIの発表を控えており、極めて注目度が高い。大きい数値の場合にはドル買いが、小さい数値の場合にはドル売りが、それぞれ初動で発生するものと見られるが、その後は株式市場の動向にも振らされる展開になると見ている。
レジスタンス:147.50円、151.00円、155.00円、162.00円
サポート: 140.00円
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