2日は日経平均先物が大きく続落、ドル円は146円台まで急落。
東京早朝を149.36円で迎えると、午前中は小幅ながら反発の兆しが見られ149.77円まで上昇。しかし東京午後には上値が重くなりスタートの水準を下回る展開となった。
ロンドン時間は米国7月雇用統計の発表を控え小動き。やや上値重く推移し149.00円レベルで指標発表を迎えた。
発表された米国7月雇用統計は非農業部門雇用者数増減が+11.4万人、失業率が4.3%とそれぞれ予想を大幅に下振れ、平均時給も前月比+0.2%、前年同月比で+3.6%と弱く、景況感の悪化を見込んだ全面リスクオフの展開となった。
ドル円は初動で147.00円丁度レベルまで値を下げると、NY株式市場オープン後に下げ幅を拡大、146.42円まで下落したのち146.56円でNYクローズを迎えた。
なお週末のNHKの報道によれば、イスラム組織ハマスの最高幹部が訪問先のイランで殺害されたことについて、イランの軍事精鋭部隊は「イスラエルは適切な時と場所、質で、厳しい罰を受けるだろう」として報復を行うと伝えている。
カナダ祝日
10:45 中国7月Caixinサービス部門PMI,
16:00 トルコ7月CPI
18:00 ユーロ圏6月PPI
22:45 米国7月総合PMI(改定値)
23:00 米国7月ISM非製造業景況指数
今朝にサポートの146.50円を割りこんでおり、下落の勢いは強い。まずは更なる下押しを警戒しておくのが無難だろう。
ここから下は目立ったサポートが140.00円までないので、どこで下げ止まるか見通しづらい状況と言える。一方で急ピッチで下げてきているため、反発が見られるかどうかも注目しておきたい。
レジスタンス: 162.00円
サポート: 140.00円
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