29日は小幅ながら日米株価指数が続伸、ドル円も上昇。
東京早朝を153.72円で迎えると、先週末の米国株式市場において主要株価指数が大きく反発したことをうけてリスクオンムードが広がり、東京株式市場オープン前に買いが強く154.35円まで上昇。しかし東京株式市場オープン後はクロス円の売りに押される形で午前のうちに153.02円まで下落する荒い展開となった。東京午後は下げ止まり小幅に反発、153.39円でロンドン時間へ。
ロンドン時間は東京午後からの反発の流れが継続、米長期金利が低下するなかでも円売りが優勢で一時154円台を回復した。
NY時間序盤は特段イベントのないなかで154.21円まで上昇。ただこのレベルでは上値が抑えられ、次第に小動きとなり、154.04円でNYクローズを迎えた。
なおNY午後に米財務省が直近の7-9月の連邦政府の調達額見通しを公表、前回公表分より1,070億ドル下方修正し7,400億ドルとしたが、短期金利が僅かに上昇したものの、金融マーケット全体への影響は限定的に留まっている。
08:30 日本6月失業率
08:30 日本6月有効求人倍率
14:30 フランス4-6月期GDP
14:30 フランス6月消費支出
17:00 ドイツ4-6月期GDP
18:00 ユーロ圏7月経済信頼感
18:00 ユーロ圏4-6月期GDP
21:00 メキシコ4-6月期GDP
21:00 ドイツ7月CPI
22:00 米国5月住宅価格指数
22:00 米国5月ケース・シラー米住宅価格指数
23:00 米国6月JOLTS求人件数
23:00 米国7月消費者信頼感指数
152.00円で反発してのち徐々に下値を切り上げてきているものの、一方で上値の重さも感じられる状況。今週は重要指標の発表も多く、やや動きづらい状況になっているのだろう。
本日はユーロ圏4-6月GDPや、米国6圧JOLTSの発表を控えており、それなりに大きく動く展開も想定される。まずは指標の確認を徹底したい。
レジスタンス:155.00円、162.00円
サポート: 152.00円
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