19日は原油WTI先物とS&P500先物が下落、その他は小動き。
19日の早朝を157.37円で迎えると、東京株式市場オープン後は円安が進行、157.88円まで上値を伸ばす展開となった。
ロンドン時間に入ると、アメリカのセキュリティー会社「クラウドストライク」のソフトを導入しているウィンドウズのパソコンが勝手に再起動するなどのトラブルが世界各地で相次いで発生、これをうけて米国株価指数が時間外で大きく下落、円の買い戻しが強まりドル円は瞬間的に156.96円まで下落した。
その後は徐々に持ち直し157.50円レベルでNY時間を迎えると、週末でもありNY時間は小動き、157.44円でNYクローズ。
なお20日未明、イスラエル軍は、イエメンのイスラム教シーア派系武装組織フーシ派が支配する港湾都市ホデイダを攻撃したとイスラエルのメディアから伝わった。イランが支援するフーシ派によるテルアビブへのドローン攻撃に報復した格好。
また22日早朝にはバイデン大統領が①大統領選挙の候補として指名を受けないこと、②後任候補としてカマラ・ハリス副大統領を支持することを表明し、今朝はややドル売り、円買いが優勢となっている。
10:15 中国LPR(最優遇貸出レート)
17:30 香港6月CPI
クラウドストライク社のシステムエラーや、バイデン大統領の声明をうけて157円台後半で上値が抑えられて反落している状況。この流れがどこまで続くかが焦点だが、157.00円割れは十分にあり得る状況と言えるだろう。
東京株式市場オープン後の値動きに注目したい。
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