東京早朝を158.02円で迎えると、東京株式市場オープンと共に株高、円安の流れとなり午後に158.80円まで上昇した。ただ、158.80円は先週末に為替介入が実施されたと疑われるレベルでもあり、上値が抑えられた。
ロンドン時間に入るとじり安の展開。158.30円まで値を下げてNYの指標発表を迎えた。
21:30に発表された米国6月小売売上高は前月比+0.0%と事前予想を0.1%上振れ、さらに前月分にも上方修正が入っていたことから米長期金利が上昇、ドル高となり、ドル円は158.86円の高値を記録。
しかしこのレベルで再度上値が抑えられると、NY午後は米長期金利が4.20%を割り込んで下落する中でドル売りが優勢となり、158.41円まで値を下げてクローズ。
なおNY時間に発表されたカナダ6月CPIは前年同月比+2.7%、前月比▲0.1%とディスインフレの動きが見られており、これが米長期金利の低下に寄与した可能性がある。
インド休場
07:45 ニュージーランド4-6月期CPI
15:00 英国6月CPI
15:00 英国6月小売物価指数
18:00 ユーロ圏6月HICP
20:00 米国MBA住宅ローン申請指数(前週比)
21:30 米国6月建設許可件数
21:30 米国6月住宅着工件数
22:15 米国6月鉱工業生産
22:15 米国6月設備稼働率
27:00 米国米地区連銀経済報告
まずは157.50円~159.50円のレンジで見ておくのがよいだろう。現在はレンジの中心に位置しており、しばし動きが出づらい状況かもしれない。
日米株価指数には大型から中型、小型株へとシフトする動きが見られており、外国為替相場にも流れの変化が起こるかどうか注目しておきたい。
レジスタンス:159.50円、162.00円
サポート:157.50円、153.60円
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本レポートに記載されている情報や見解は、一般的な情報としての使用のみを目的としたものであり、FX、CFD、その他あらゆる金融商品の購入や売却に関する勧誘や依頼の意図は全くありません。本文書に記載されている見解や情報は、予告や通知なく変更されることがあります。本文書は、特定の投資目的や背景、特定の受領者の意思などに沿って書かれ配布されたものではありません。本文書内で引用・言及されている過去の価格データは、当社独自の調査や分析に基づいており、当社はそのデータの提供元やそのデータそのものの信頼性につき、いかなる保証もせず、また筆者や訳者、各国の支社・ 支店も、本文書の内容の正確性や完全性についても一切保証しません。本文書の内容に基づく直接または間接の損失、そして本文書を信頼したことにより生じた損失についても、当社は一切その責を負いません。
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