5日は米長期金利が低下、ドル円下落。
東京早朝を161.28円で迎えると、東京株式市場オープンとともに下落へと転じた。冴えない米国経済指標をうけてマーケットがドル売りへと傾く中、午前のうちに161円丁度を割り込むと午後に160.53円を記録。
なお英国で行われた下院(定数650)総選挙の開票が進められ、野党・労働党が221議席を増やして412議席の単独過半数を獲得し、14年ぶりに政権を奪還したことが伝わった。英ポンドはじり高の展開となり、対円では当日に1英ポンド=206.40円台を記録した。
ロンドン時間は、米国6月雇用統計を控えて小動き。160.70円前後で方向感のない値動きが続いた。
21:30に発表された、米国6月雇用統計は非農業部門雇用者数増減が+20.6万人と堅調な数値だったものの、前月分に5.4万人の下方修正が行われたこと、また6月の失業率が0.1%上昇の4.1%となったことから米長期金利が低下、ドル売りへと傾き、ドル円は160.34円を記録。
ただ、その後にクロス円の上昇に連れて161.30円まで買い戻される荒い値動きで、根強い円売り圧力を感じさせる相場でもあった。
NY午後は次第に上値が重くなり160.80円で週末を迎えている。
なお週末に東京都知事選挙の投開票が行われ、現職の小池百合子氏が当選確実となった。またフランスの国民議会選挙では、左派連合が第1党となる見通しとなったがそれぞれ相場への影響は現時点で限定的に留まっている。
08:30 日本5月毎月勤労統計調査
08:50 日本5月国際収支
14:00 日本6月景気ウオッチャー調査
15:00 ドイツ5月貿易収支
28:00 米国5月消費者信用残高
先週のやや弱めの米国経済指標をうけて、目先はドル売りが強まっており、ドル円は上値の重さが目立つ状況。160.33円を下抜ける場合には大きな動きを警戒したい。
一方で引き続き円売りの圧力も確認されており、どこまで日本円が買い戻されるのか、不透明なところもある。
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