4日の日経平均株価は続伸、前日比+332.89円、+0.82%となる40,913.65円で大引け。
米国株式市場における半導体銘柄や大手ハイテク企業の株価上昇をうけて、日経平均株価は前日の終値より167円高い40,748円で寄り付き。
オープン後にほどなく40,861円まで上昇したものの、米国祝日が意識されたかその後は利食い売りが優勢で、40,604円まで下落したのち、40,675円で前場クローズ。
ところが後場に入ると買いが強まり、目立った押し目もなく上昇。40,967円を記録したのち、40,914円で高値引け。終値ベースで過去最高値を更新。2024年3月のザラ場に記録した41,088円を窺う展開になっている。
セクター別では、円安の影響をうけてか引き続き電気機器、機械、精密機器など輸出産業が好調。また自動車も全銘柄で前日比プラス。これらセクターを支える商社や銀行も軒並み上昇した。
個別の大型株ではソフトバンクグループが2021年3月の高値を更新、上昇の勢いが加速し+95.1円を記録。その他、半導体銘柄のアドバンテストが+37.1円、TDKが+28.9円とそれぞれ日経平均株価の上昇を支えた。
※上記数値は日経平均株価への寄与度
なお日経平均株価CFDは今朝7:00頃に40,862円で取引されており、5日の東京株式市場はさらに上窓を開けてオープンしそうな状況。
4日の米国株式市場は独立記念日のため休場。
以下の表は3日の値動きを示したもの。
4日は取引材料となるようなイベントがなかったこと、また本日5日に米国6月雇用統計を控えて様子見姿勢が強まっていたことから、時間外の値動きは極めて限定的に留まっている。
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