2日の日経平均株価は続伸、前日比+443.63円、+1.12%となる40,074.69円で大引け。
長期金利の上昇を受けてか日経平均株価は前日の終値より87円安い39,544円で寄り付き。オープン直後に39,458円まで下落したものの、その後は買いが強まり39,930円まで上昇。一気に40,000円台が視界に入ってきたが、このレベルでは利食い売りが優勢で、39,766円まで値を戻して前場クローズ。
後場はもう一段安い39,670円で寄り付いたが、そこから上値を試す展開となり13:30過ぎに節目の40,000円を突破。40,113円まで上値を伸ばした後、40,075円でクローズ。力強い買いが見られた1日となった。
業種別では電気機器、機械、精密機器など輸出産業が好調。円安の影響が株価に反映された印象。その他に、商社や海運も好調であった。大きく売られた業種はない。
個別の大型株ではファーストリテイリングが+84.3円と上昇を牽引。東京エレクトロンが+22.6円、第一三共とリクルートが共に+21.5円、それぞれ日経平均株価を押し上げた
※上記数値は日経平均株価への寄与度
なお日経平均株価CFDは今朝7:00頃に40,232円で取引されており、3日の東京株式市場はさらに上窓を開けてオープンしそうな状況。
2日の米国株式市場は主要3株価指数が揃って上昇。
SP500指数はECBフォーラムにおけるパウエルFRB議長の発言や、米国5月JOLTS求人件数を控えて時間外で小幅に下落、前日比▲15ドルとなる5,459ドルで寄り付き。
ポルトガルのシントラで開かれたECB主催のフォーラムでパウエルFRB議長は「最新の経済データはインフレが2%の目標に向けて鈍化傾向をたどっていることを示唆」「我々はより多くの自信を持てるデータを目にしたい」と語った。これを受けて米長期金利が低下、SP500指数は上昇へと転じた。
23:00に発表された米国5月JOLTS求人件数は、前月より多い814万件、さらに求人率、雇用率が0.1%改善しており、堅調な数値。これを受けて米長期金利が小幅に反発したものの、SP500指数は堅調な労働市場を素直に好感し、NY午前のうちに5,485ドルまで上昇した。
NY午後も株価は続伸。SP500指数は5,510ドルまで上昇したのち、5,509ドルで高値引け。NASDAQ100は終値ベースで20,000ドルを突破。日本株上昇の流れに加えて、タカ派ではないパウエルFRB議長の発言や、堅調な5月JOLTSを受けてリスクオンムードが強まった。
セクター別ではITが+1.86%と好調。通信サービスが +0.83%と続いた。一方でヘルスケアが▲0.39%、エネルギーが▲0.16%と小幅ながら前日比マイナスの業種もある。 個別の大型株ではテスラが+10.2%と大きく上昇した他、アップルが+1.62%、アマゾンが+1.42%、グーグルが+1.23%と好調を維持している。
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