2日は日米株価指数が大きく上昇。ドル円は小幅な変動に留まった。
東京早朝を161.47円で迎えると、日経平均株価が節目の40,000円を目指す展開のなか底堅く推移し161.75円まで上昇。しかし高値警戒感からか、その後は上値が抑えられる展開となった。
ロンドン時間は161.50円レベルまで小幅に押し戻された。ブルームバーグによれば、神田財務官が報道各社の取材に対して、今後、長期金利が一段と上昇する可能性があるとし、日本国債について「気をつけなければいけないのは格付けだ」との見解を示したもよう。また足元の円相場の動きは「投機で動いている部分が大きい」との認識を示したが相場への影響は限定的に留まった。
注目の集まったECBフォーラムでパウエルFRB議長は「最新の経済データはインフレが2%の目標に向けて鈍化傾向をたどっていることを示唆」「我々はより多くの自信を持てるデータを目にしたい」と語った。これを受けて米長期金利が低下、ドル円は当日の安値となる161.27円を記録。
ただその後に発表された米国5月JOLTS求人件数が、前月より多い814万件、さらに求人率、雇用率が0.1%改善しており、堅調な数値となったことで米長期金利が小幅に反発、ドル円は161.60円台を回復した。
10:45 中国6月Caixinサービス部門PMI
16:00 トルコ6月CPI
18:00 ユーロ圏5月PPI
20:00 米国MBA住宅ローン申請指数(前週比)
20:30 米国6月チャレンジャー人員削減数
21:15 米国6月ADP雇用統計
21:30 米国5月貿易収支
21:30 米国前週分新規失業保険申請件数
23:00 米国5月製造業新規受注
23:00 米国6月ISM非製造業景況指数
23:15 ラガルドECB総裁、発言(ECBフォーラムにて締めの挨拶)
27:00 FOMC議事要旨
FOMC議事要旨。プロアクティブに動くべきだと主張する議決権を持つメンバーも現れてきている。ミーティングの様子が確認されると、投資家の判断に影響を及ぼすため指標と併せて内容を確認しておきたい。
上昇基調は継続しているものの、昨日は上値が抑えられた。
日米株価指数が堅調に推移しているため雰囲気は悪くないが、一方で為替介入や高値警戒感も意識されているように思う。
円売り圧力は根強いが、ドル円、クロス円は高い水準でもあると思うので、この辺りをどう判断するかがトレードのパフォーマンスを分けそうだ。
レジスタンス: 165.00円
サポート: 153.60円、152.00円
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