1日は原油WTI先物、米長期金利、ドル円が上昇。
東京早朝を160.75円で迎えると、先週末の流れを引き継ぎ上昇、東京仲値にかけて161.00円を突破し、161.19円を記録。東京午後は底堅く推移し、161円台で足場を固める展開となった。
ロンドン時間も底堅く推移。NY時間序盤にかけて上値を伸ばし、161.30円レベルで米国6月ISM製造業の発表を迎えた。
23:00に発表された米国6月ISM製造業景況指数が48.5と事前予想を0.7ポイント下回ると、初動は米長期金利が低下し、ドル円は161.00円レベルまで下落。しかし想定の範囲内の数値で次第に米長期金利が反発すると、ドル円も力強く反発、指標発表から1時間以内で161.73円まで上昇する荒い展開となった。
NY午後は利食い売りが優勢。161.47円まで値を下げてNYクローズ。
なおブルームバーグによれば、週末に米ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁が、「金融当局がインフレ率を2%に低下させるという目標を達成できると確信している」と述べたもよう。また年次のECBフォーラムにてラガルドECB総裁が開会の挨拶を実施、「インフレの脅威が過ぎ去った十分な証拠をまだ得ていない」と主張したと伝わっている。
08:50 日本6月マネタリーベース
10:30 オーストラリア中央銀行、金融政策会合議事要旨公表
18:00 ユーロ圏6月HICP
18:00 ユーロ圏5月失業率
22:30 パウエルFRB議長、ラガルドECB総裁、発言(ECBフォーラムにてディスカッション)
23:00 米国5月JOLTS求人件数
上昇の流れが継続している。
注文の少ないゾーンへと入ってきているため、上昇が加速する展開もあり得そうだ。一方で為替介入や、高値警戒感も意識されているように思う。
目先は上昇の勢いが強いが、高い水準でもあると思うので、この辺りをどう判断するかがトレードのパフォーマンスを分けそうだ。
レジスタンス: 165.00円
サポート: 153.60円、152.00円
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