28日は米長期金利上昇、ドル円は小幅に上昇。
月末の東京早朝を160.77円で迎えると、東京仲値にかけて力強く上昇し161.00円を突破、161.28円まで高値を更新。一部で注目を集めていた財務省人事が公表され、これまで為替介入の実務を務めてきた神田財務官が7月末で退任することが確定したことも円安を助長した印象。
161.28円を記録して以降は、利食い売りが優勢。東京午後~ロンドン時間はじり安の展開で、160.60円レベルまで値を下げてNYの指標発表を迎えた。
21:30に発表された米国5月PCEデフレーターが前月比+0.2%、前年同月比+2.6%とそれぞれ事前予想を0.1%下回ると米長期金利が3bpsほど低下。ドル売りが強まり、ドル円は160.28円の当日安値を記録。
しかし、その後に6月シカゴ購買部協会景気指数や、6月ミシガン大学消費者態度指数・確報値が事前予想を上振れるなかで米長期金利が反発へと転じると、次第に買い戻しが優勢となり161円手前まで買い戻された。
NY午後は週末でもあり小動き、160.80円を中心とした値動きで、160.89円でNYクローズ。
なお6月30日投開票されたフランス国民議会、下院選挙の第1回投票で、マリーヌ・ルペン氏が事実上率いる極右政党「国民連合」が最多の票を得たもよう。この結果をうけてか週明けのEUR/USDは小幅に上昇している。
中国の改正反スパイ法施行から1年
08:50 日本4-6月期日銀短観
10:45 中国6月Caixin製造業PMI
14:00 日本6月消費者態度指数
17:30 英国5月消費者信用残高
17:30 英国5月マネーサプライM4
21:00 ドイツ6月CPI
23:00 米国6月ISM製造業景況指数
23:00 米国5月建設支出
28:00 ラガルドECB総裁、発言(ECBフォーラムにて冒頭挨拶)
上昇の流れが継続している。注文の少ないゾーンへと入ってきているため、上昇が加速する展開もあり得そうだ。一方で引き続き当局の出方にも注目が集まるだろう。
目先は上昇の勢いが強いが、高い水準でもあると思う。この辺りをどう判断するかが、トレードのパフォーマンスを分けそうだ。
レジスタンス: 165.00円
サポート: 153.60円、152.00円
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