7日は米長期金利上昇、ドル円上昇
東京早朝を155.61円で迎えると、東京仲値まで底堅く推移し155.94円まで上昇。ただリスクオフムードが漂う中で、その後は売りが優勢で午後にはオープンの水準を割り込む展開。
ロンドン時間序盤に155.12円まで下落。ただこのレベルでは買戻しが入り、米国5月雇用統計に向けてゆるやかに上昇、155.55円レベルで注目のイベントを迎えた。
発表された米国5月雇用統計は失業率が+4.0%まで上昇していたものの、非農業部門雇用者数増減が+27.2万人、平均時給が前月比+0.4%と強い数値で、米長期金利が4.43%台へ13bpsほど上昇、ドル高が強まり、ドル円は直近の上値抵抗である156.50円を明確に突破。その後も上昇の勢いが続き23:00過ぎに157.08円の当日高値を記録。
157円台は一旦は利食い売りが優勢となり156.70円レベルまで下押したのち、156.77円まで買い戻されて週末を迎えた。
中国本土・香港が休場
08:50 日本4月国際収支
08:50 日本1-3月期実質GDP(改定値)
14:00 日本5月景気ウオッチャー調査
15:00 ノルウェー5月CPI
①強い米国5月雇用統計をうけた動き。先週末に発表された米国5月雇用統計が強く、米長期金利上昇、ドル高の動きが見られている。この流れが継続するかは本日の注目材料と言えるだろう。
②ヨーロッパ議会選挙。今月6日から9日にかけて加盟27か国で投票が行われたヨーロッパ議会選挙。NHKによれば、ヨーロッパ連合の重要な政策を左右するヨーロッパ議会選挙は、EUに懐疑的な右派や極右の政党が議席を増やす見通し。ドイツやフランスにおける選挙結果を受けて今朝はユーロが売られており、状況をモニターしておきたい。
③先進各国の利下げがどのように市場に影響を与えるか?カナダに続いてユーロ圏も利下げへと転じた。今後も先進国において利下げの流れが続きそうで、これが株式市場の追い風となるか、それともクロス円の売り材料となりリスクオフを誘発するのか?継続してモニターしたい。
強い米国5月雇用統計をうけて、短期的に意識されていた156.50円を明確に突破。上昇の勢いが強まっている状況。この流れが継続するかどうかが、本日の1つの注目点だろう。
今週という視点で言えば、158.00円を突破出来るかにも注目しておきたい。水曜日にFOMC、金曜日に日銀会合を控えており、相場の変動率は高まることが想定されるので、リスク管理を徹底しておきたいところ。
レジスタンス: 158.00円、160.00円
サポート: 153.60円、152.00円
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