3日は原油WTI先物が大きく下落、米長期金利が低下、ドル円下落。
東京早朝を157.18円で迎えると、東京仲値後に下押す時間帯もみられたが、午後にかけて上昇し157.48円を記録。ただ次第にメキシコの大統領選および下院選挙における与党の圧勝が明らかとなっていき、同国のマクロ経済政策への規律が緩むとの思惑もあったようで、メキシコペソが大きく売られはじめると、ドル円は連れ安の展開。
ロンドン時間も前述のペソ安の流れが継続、157.00円を割り込むと、先週末に意識された156.60円のサポート付近で下げ止まった。
その後23:00に発表された米国5月ISM製造業景況指数が48.7と事前予想を1.1ポイント、基準の50を1.3ポイント下回ったことで米長期金利が一段と低下、ドル売り優勢になると、ドル円は156.60円を明確に下抜け、一時155.95円まで下落したのち、156.06円でNYクローズ。
インド総選挙開票
天安門事件から35年
08:01 英国5月BRC小売売上高調査
08:50 日本5月マネタリーベース
15:30 スイス5月CPI
16:55 ドイツ5月失業率
18:30 南アフリカ1-3月期GDP
21:00 ブラジル1-3月期GDP
23:00 米国4月雇用動態調査(JOLTS)求人件数
23:00 米国4月製造業新規受注
①メキシコペソは下げ止まるのか?同国の大統領選&下院選の結果をうけてメキシコペソが4%超の下落を記録しており、マーケットのリスクセンチメントが悪化している印象。ドル円は連れ安となっており、続落を警戒したい。
②米国4月JOLTS。23:00に発表予定の同指標は米国4月雇用統計を補完する情報として注目度が高い。
③日米の長期金利の水準。ドル円相場と関係の深い長期金利であるが、日々大きく水準が変わっている状況。必ず見ておきたい参考数値となる。
156.60円のサポートを明確に下抜け。
直近で何度か止められている155.50円が次のサポートとなる。
メキシコペソと、米長期金利の動向に注目。どちらかが大きく下げるようだとドル円は一段と下落しやすいだろう。
レジスタンス: 158.00円、160.00円
サポート: 155.50円、154.30円、152.00円
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