20日の日経平均株価は上昇、前日比+282.30円、+0.73%となる39,069.68円で大引け。
日経平均株価は前日の終値より43円安い38,744円で寄り付き。特段の注目イベントない中で先週の好調な米国株式市場の流れを引き継ぎ39,437円まで上昇、39,317円で前場クローズ。
後場は休憩を挟んで39,221円で寄り付くと、日本の長期金利が0.97%まで上昇する中、利食い売りが優勢。39,018円まで下落したのち、39,070円で大引け。
当日は幅広い業種で買いが優勢になったが、特に電気機器や自動車の上昇が顕著。他に化学や商社も堅調に推移した。
個別の大型株では信越化学が+39.7円、ファーストリテイリングが+34.3円、東京エレクトロンが+24.5円、それぞれ日経平均株価の上昇に寄与した。一方でソフトバンクグループが▲46.7円、同指数を押し下げた
なおイラン国営メディアが、エブラヒム・ライシ大統領やホセイン・アミル・アブドラヒアン外相らを乗せたヘリコプターが同国北西部で墜落し、大統領と外相が死亡したことを確認したと伝えている。
今朝の日経平均株価CFDは39,238円で取引されており、21日の東京株式市場は小幅に上窓を開けてオープンしそうな状況。
20日の米国株式市場はNASDAQ100が好調。
S&P 500指数は前日終値より1ドル高い 5,305ドルで寄り付くと、直後に5,322ドルまで急伸し、その後は過去最高値である5,325ドルの更新を窺う展開となった。その後、午前のうちに5,325ドルに達したものの、突破することは出来なかった。
午後に入ると利食い売りが優勢。5,302ドルまで下押したのち、5,309ドルでクローズ。米クリーブランド連銀のメスター総裁がブルームバーグのインタビューに対して「年3回の利下げはおそらくもう適切ではない」と語ったこともあり米長期金利が4.45%レベルまで反発するなか、S&P 500指数の上値は抑えられた。
業種別ではITが+1.32%と好調。一方で米金利の反発を受けて不動産が▲0.67%の下落。他に金融が▲1.21%と弱く、一般消費財が▲0.72%、生活必需品が▲0.68%とそれぞれ弱含んだ。
個別の大型株では22日に決算を控えるエヌビディアが+2.49%と好調。その他の半導体銘柄も軒並み上昇している。他にネットフリックスが+3.18%と連日の上昇。マイクロソフトが+1.22%、アップルが+0.62%と続いた。一方で小売はアマゾンの▲0.63%、金融はバークシャハザウェイの▲0.94%をはじめ全体的にマイナスが目立った。
①過去最高値の水準で推移する米国主要株価指数にさらに買いが見られるか?先週の米国4月CPIをきっかけに米長期金利が低下、同国の主要株価指数は過去最高値を更新している。エヌビディアの決算を22日に控えて、利食い売りが優勢となるか、はたまたさらに買いが強まるか、この辺りが市場の焦点と言える。
②弱さを見せ始めた米国の景況感。本日は注目度の高い米国指標の発表はないと認識しているが、ここまでの流れとして、やや弱い4月雇用統計に加えて、新規失業保険申請件数が増加、5月ミシガン大学消費者センチメントが悪化、4月小売が横ばいと米国の経済指標に弱さが見え始めている。こうした指標の基調が続くかどうかも大きな注目点と言える。
③カナダ4月CPI。21:30に発表予定で、米国北部の物価動向を推測する上で参考となる指標。米ドルや米金利への影響も小さくないため注目しておきたい。
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