日経平均先物上昇、ドル円も小幅に上昇
先週末に発表された強い米国3月雇用統計を受けて米長期金利が上昇したこと、週末にイスラエルとイランを取り巻く情勢に大きな変化が見られなかったことからドル円は底堅い展開。
8日の東京早朝を151.63円で迎えると、先週末の流れを引き継ぎドル高、円安が継続し仲値発表後に151.80円台を記録。その後はしばし小動きが続いた。
ロンドン時間は米長期金利の上昇に連れ高、一時151.95円まで上値を伸ばしたが、152円丁度の壁は厚く、本日中の突破には至らなかった。
NY時間に入ると米長期金利が低下、151.72円まで値を下げたが、次第に下げ渋り反転、151.85円まで値を戻してNYクローズ。
根強いドル高、円安圧力を感じる一日であった。
21:00 メキシコ3月CPI
①152円を突破できるか?強い米国3月雇用統計を受けて152.00円突破の機運が高まっている。152円前後では様々な思惑が交差し売買が活発になることから、自分なりの値動きのイメージを持って相場と対峙したい。
②米長期金利は4.4%台を維持できるか?米長期金利はドル円相場へ影響を与える大きな1つの変数である。長らく4.3%台で抑えられていたあとの4.4%台であり、新しい水準で変動しやすいと思われるため注目しておきたい。
③中東情勢に注目。引き続きイスラエルとイランを取り巻く状況を注視しておきたい。
④メキシコ3月CPI。極めて堅調な推移が続いているメキシコペソの利食い材料に使われる可能性が高いイベント。ペソをトレードする方は必ず見ておきたい。
昨日は151.95円まで上昇しており、152.00円の突破が目前に迫っている状況。
本日もドル円相場に直接的に大きな影響を与えるイベントはないためレンジ内で揉み合う可能性もあるが、距離は近いので突破する可能性も十分にあるだろう。
ただしイスラエルとイランを巡る軍事的緊張感の高まりもあり、急なリスクオフの展開も警戒しておきたい。
また当局によるドル売り日本円買いの実弾介入実施の可能性もあり得る。
レジスタンス: 152.00円
サポート: 151.00円
フォレックス・ドットコムでは、ノックアウトオプション、FX、株価指数CFDを取引いただけます。
口座開設は以下のステップで行えます。
本レポートに記載されている情報や見解は、一般的な情報としての使用のみを目的としたものであり、FX、CFD、その他あらゆる金融商品の購入や売却に関する勧誘や依頼の意図は全くありません。本文書に記載されている見解や情報は、予告や通知なく変更されることがあります。本文書は、特定の投資目的や背景、特定の受領者の意思などに沿って書かれ配布されたものではありません。本文書内で引用・言及されている過去の価格データは、当社独自の調査や分析に基づいており、当社はそのデータの提供元やそのデータそのものの信頼性につき、いかなる保証もせず、また筆者や訳者、各国の支社・ 支店も、本文書の内容の正確性や完全性についても一切保証しません。本文書の内容に基づく直接または間接の損失、そして本文書を信頼したことにより生じた損失についても、当社は一切その責を負いません。
本レポートに記載されている情報や見解は、一般的な情報としての使用のみを目的としたものであり、FX、CFD、その他あらゆる金融商品の購入や売却に関する勧誘や依頼の意図は全くありません。本文書に記載されている見解や情報は、予告や通知なく変更されることがあります。本文書は、特定の投資目的や背景、特定の受領者の意思などに沿って書かれ配布されたものではありません。本文書内で引用・言及されている過去の価格データは、当社独自の調査や分析に基づいており、当社はそのデータの提供元やそのデータそのものの信頼性につき、いかなる保証もせず、また筆者や訳者、各国の支社・ 支店も、本文書の内容の正確性や完全性についても一切保証しません。本文書の内容に基づく直接または間接の損失、そして本文書を信頼したことにより生じた損失についても、当社は一切その責を負いません。