米長期金利上昇、ドル円は連れ高
1日の早朝を151.32円で迎えると、日経平均株価が40,000円を割り込む展開となった一方で、ドル円は底堅い展開。円安を主因としてたびたび151.40円台を記録した。
ロンドン時間は復活祭翌日の月曜日(Easter Monday)で各国が祝日、151.35円を中心とした動意に欠ける展開。
21:00頃から米長期金利が上昇、ドル円は連れ高となり151.50円でNY株式市場オープンを迎えた。
23:00に発表された米国3月ISM製造業景気指数が50.3と事前予想よりも1.8ポイント高く、且つ基準の50を上回ったことで米長期金利は一段と上昇し4.33%を記録、為替はドル買いが優勢となり、ドル円は151.78円の高値を記録。
NY午後は利食い売りが優勢、151.66円まで値を戻してNYクローズ。
21:00 ドイツ3月CPI
23:00 米国2月JOLTS求人件数
23:00 米国2月製造業新規受注
①152円を突破できるか?直近のドル円の高値は151.97円であり、すぐそこまで迫っている。152.00円を突破すると短期的にさらに上を試しやすくなるので、その際の荒い値動きに備えておきたい。
②日本と中国の金融当局の動きに注目。両国は通貨安に悩まされており、当局が通貨安牽制、抑制策の実施を強化している。特にアジア時間においては、当局の出方に左右される展開になりやすいので、要人発言や急な値動きに注意を払っておきたい。
③23:00発表の米国2月JOLTS求人件数に注目。JOLTSは雇用統計を補完する目的で作られた指標で、政府公表の数値でもあり市場の注目度は高い。金利、為替、株価への影響も大きく、注目して見ておきたい。
引き続き151.00~152.00円でレンジ推移が継続している。
円安を主因として152.00円の突破が迫っており、当局の出方を含めて、ドル円相場の注目度は高まっている。投機を含む激しい値動きを警戒しておきたい。
151.00円を明確に下回るまでは、上を攻めたいプレイヤーが多いのではないだろうか。
レジスタンス: 152.00円
サポート: 151.00円
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