聖金曜日(Good Friday)で欧米市場が祝日、ドル円は小幅な変動に留まった
29日の早朝を151.33円で迎えると、ドル買いが強まり151.50円まで上昇。しかし東京仲値(9:55)の10分前から売りが強まると、一時151.20円を割り込んだ。
ロンドン時間は、151.35円を中心とした値動き。聖金曜日で祝日の中、動意に欠ける展開となった。
21:30に発表された米国2月個人消費支出価格指数(PCEデフレーター)は前年同月比で総合が+2.5%、コアが+2.8%とほぼ予想通りの数値であったが、初動はドル売りが強まり151.15円まで下落。
しかし24:30にパウエルFRB議長がサンフランシスコ連銀で開催されたイベントへ登壇。現状「利下げを急ぐ必要はない」といった趣旨のコメントを残したことで151.38円まで買い戻されて引けた。
聖金曜日でもあり全体的に動意に欠ける1日であった。
ドイツ、フランス、イギリスなどが Easter Monday で祝日
08:50 日本1-3月期日銀短観
10:45 中国3月Caixin製造業PMI
23:00 米国3月ISM製造業景況指数
①日本は新しい年度の始まり、欧米は四半期の始まりでもあり潮目の変化を警戒。マーケットは節目で流れが変わることがよくあるので、現在の円安、株高の流れが継続するか?注目してみていく必要がある。
②日本と中国の金融当局の動きに注目。両国は通貨安に悩まされており、当局が通貨安牽制、抑制策の実施を強化している。特にアジア時間においては、当局の出方に左右される展開になりやすいので、要人発言や急な値動きに注意を払っておきたい。
③ドイツ、フランス、イギリスが Easter Monday で祝日。本格的な値動きはNY時間からとなりそうな点を意識しておきたい。
④23:00発表の米国3月ISM製造業景況指数に注目。本日もっとも注目度の高いイベントであり、米国の製造業の景況感を占う上で重要な指標となる。
引き続き151.00~152.00円でレンジ推移が継続している。
基本線は円安の継続だが、年度の始まりで流れが変わることもよくあるので、しっかりモニターしておく必要がある。
レジスタンス: 152.00円
サポート: 151.00円
フォレックス・ドットコムでは、ノックアウトオプション、FX、株価指数CFDを取引いただけます。
口座開設は以下のステップで行えます。
本レポートに記載されている情報や見解は、一般的な情報としての使用のみを目的としたものであり、FX、CFD、その他あらゆる金融商品の購入や売却に関する勧誘や依頼の意図は全くありません。本文書に記載されている見解や情報は、予告や通知なく変更されることがあります。本文書は、特定の投資目的や背景、特定の受領者の意思などに沿って書かれ配布されたものではありません。本文書内で引用・言及されている過去の価格データは、当社独自の調査や分析に基づいており、当社はそのデータの提供元やそのデータそのものの信頼性につき、いかなる保証もせず、また筆者や訳者、各国の支社・ 支店も、本文書の内容の正確性や完全性についても一切保証しません。本文書の内容に基づく直接または間接の損失、そして本文書を信頼したことにより生じた損失についても、当社は一切その責を負いません。
本レポートに記載されている情報や見解は、一般的な情報としての使用のみを目的としたものであり、FX、CFD、その他あらゆる金融商品の購入や売却に関する勧誘や依頼の意図は全くありません。本文書に記載されている見解や情報は、予告や通知なく変更されることがあります。本文書は、特定の投資目的や背景、特定の受領者の意思などに沿って書かれ配布されたものではありません。本文書内で引用・言及されている過去の価格データは、当社独自の調査や分析に基づいており、当社はそのデータの提供元やそのデータそのものの信頼性につき、いかなる保証もせず、また筆者や訳者、各国の支社・ 支店も、本文書の内容の正確性や完全性についても一切保証しません。本文書の内容に基づく直接または間接の損失、そして本文書を信頼したことにより生じた損失についても、当社は一切その責を負いません。