米長期金利上昇、日米株価指数は軟調に推移
25日の早朝を151.36円で迎えると、神田財務官が足元の円安進行について「行きすぎた変動に対してはあらゆる手段を排除せずに適切な行動を取っていきたい」と市場をけん制したことから円の買い戻しが強まりドル円は151.10円レベルまで下落。
その後はゴトー日でもあり東京仲値に掛けてはドル買いが強まったが、仲値決定後は再び円の買い戻しが強まり当日の安値となる151.06円を記録した。
ロンドン時間に掛けては米長期金利が反発、次第にドル買いが優勢となり、ドル円はじり高の展開になった。
特段のイベントない中でNY時間には151.54円まで上昇したのち、151.42円でNYクローズ。
円安牽制発言で上値は抑えられたものの、下値の堅さを感じさせる1日となった。
21:30 米国2月耐久財受注
22:00 米国1月ケース・シラー米住宅価格指数
23:00 米国3月リッチモンド連銀製造業指数
23:00 米国3月消費者信頼感指数
①円安の流れが継続するか?神田財務官の円安牽制発言で一時は円高に振れたものの、振れ幅は限定的に留まり、ドル円は再び上昇の機運が高まっているように見える。昨年、一昨年の高値である151.95円レベルを突破できるか?注目が集まる。
②日本と中国の金融当局の動きに注目。両国は通貨安に悩まされており、当局が通貨安牽制、抑制策の実施を強化している。特にアジア時間においては、当局の出方に左右される展開になりやすいので、要人発言や値動きに注意を払っておきたい。
③米国経済指標に注目。本日は米国2月耐久財受注や3月リッチモンド連銀製造業指数などの発表を控えている。それ単体での影響は限定的に留まると推測されるが、米国の景況感を占う上で判断材料の1つとして確認しておきたい。
151円丁度がサポートに転じている印象で、どちらかと言えばじり高に見える。
追加でドル高、または円安材料が出てくれば今日にでも上値を試す展開になりそうな雰囲気。徐々に上に吸い寄せられるようなイメージを持っているが、当局がどう出てくるかが重要になるだろう。
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