日経平均先物が大幅上昇、ドル円は底堅く推移
週明け月曜日18日の東京早朝を148.98円で迎えると、実需取引が増加する9:55の東京仲値に掛けては買いが優勢で149.33円まで上昇。その後は売りが優勢で再び149円丁度を割り込んだのち、緩やかに反発。
ロンドン時間を149.10円で迎えると、特段のイベントなく小動きが続いた。
NY時間は148.90~149.30円の狭いレンジで推移。翌日に日銀の金融政策決定会合を控えて積極的な売買は手控えられた。
なお発表された2月中国の小売売上高など中国の各種経済指標がしっかりした数値となったことで中国本土・香港株は上昇したが、為替相場への影響は限定的であった。
正午頃 日銀金融政策決定会合
15:30 植田日銀総裁、定例記者会見
19:00 ドイツ 3月ZEW景況感調査
19:00 ユーロ 3月ZEW景況感調査
21:30 カナダ2月CPI
21:30 米国2月住宅着工件数
21:30 米国2月建設許可件数
29:00 米国1月対米証券投資
①日銀の金融政策会合に注目。時間は未定だが、通常は正午頃に金融政策が公表される。様々な報道がなされているが、ネガティブ金利解除がメインシナリオと言えるだろう。その他の政策修正や、今後の政策修正のパスをどのように示すかが焦点。
②米長期金利の動向に注目。上昇が続いており直近の上値抵抗である4.35%に差し掛かっている。直近で4.35~4.50%の取引は少なく、すっと上抜ける展開もありそうなため、急な金利上昇を警戒しておきたい。
③欧米の各種経済指標の発表。日銀の金融政策決定会合に比べれば注目度は低いが、ドイツ3月ZEW景況感指数、米国2月住宅関連指標の発表を控えており、欧米の時間ではそれぞれの指標発表にも意識を向けておきたい。
149円前半で上値を抑えられて日銀会合を迎えそうな状況。政策修正の度合いによって展開は変わると見られるが、前月との比較ではやや上値の重たさが感じられる状況と言える。
金融緩和の継続は既定路線であり、低金利環境が続くと考えれば円安は継続しやすいのだろうが、更なる政策修正も意識されやすいことを考えるとどちらか一方向に大きく振れるというよりは、上下動しやすいと見るのが妥当なように思う。
レジスタンス: 150.00円、150.80円
サポート:146.50円
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