米長期金利上昇、ドル円上昇
14日の東京早朝を147.76円で迎えると、147.60円レベルまで下落したものの、その後は円安優勢の展開で147.98円まで上昇。大企業の賃上げおよび日銀の政策修正に関する観測記事が続々と報じられる中で、市場は飽食気味。円安、日本株高の展開となった。
ロンドン時間は米国2月PPI、2月小売売上高を控えて利食い売りが優勢、147.75円で注目の集まる米国2月の指標発表を迎えた。
発表された米国2月PPI(生産者物価)は前月比で総合+0.6%、コア+0.3%とそれぞれ事前予想を上回ったことで米長期金利が上昇、ドル円は荒い値動きを伴ったが最終的にはドル高が優勢で148円を突破、148.36円まで上昇したのち、148.31円でNYクローズ。
なお同日に発表された米国2月小売売上高は前月比に下方修正が入ったものの、2月は少ない日数の中でも底堅い数値となったことで売り材料とはならなかった。
21:30 米国3月ニューヨーク連銀製造業景気指数
21:30 米国2月輸入物価指数
22:15 米国2月鉱工業生産
22:15 米国2月設備稼働率
23:00 米国3月ミシガン大学消費者態度指数
①米国の経済指標に注目。3月NY連銀製造業景気指数、2月鉱工業生産、3月ミシガン大学消費者センチメントと複数の指標発表を控えている。1つ1つの注目度は昨日よりも低いが、米国景気を占う上で参考となる指標で、注目が集まる。
②本日は15日、ゴトー日。東京時間は実需の取引が多くなる日で、相場の流れよりも、フローに左右される展開になりやすい。特に9:55付近では多くの取引が発生するため、要警戒。
③週末でもあり、手仕舞い売りが意識される。来週に日銀、FOMCを控えており、且つ週末のリスクを回避する観点からポジションの持ち高調整が行われる可能性が高そうだ。ドル円は底堅い展開が続いているが、大きな動きには繋がらないのではないだろうか。
昨日は148円丁度を突破。ここから先は150円まで目立ったレジスタンスはないが、赤い囲みの箇所では戻り売りを仕掛けたいプレイヤーもいるだろう。
現在の上昇の勢い、持続性が試される一日になりそうだ。
レジスタンス: 150.00円、150.80円
サポート:146.50円
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