米長期金利、ドル円、日米株価指数が上昇
12日の東京早朝を146.95円で迎えると、円高基調が続き146.62円まで下落。しかし東京株式市場がオープンすると次第に持ち直しの動きが強まり147円台を回復した。
その後に植田日銀総裁が参院財政金融委員会で、足元の景気について「一部の統計に弱めの動きがうかがわれる」と述べ、1月の展望レポートより弱めの現状認識を示したことで3月のネガティブ金利解除期待が後退、円高基調が反転しドル円は147.63円まで上昇。
ロンドン時間は米国2月CPI(消費者物価)を控えて小動き。
発表された米国2月CPIは前年同月比で総合が+3.2%、コアが+3.8%、前月比が総合とコア共に+0.4%と強いインフレ圧力が確認され、米長期金利が上昇、ドル円は瞬間的にストップを巻き込み148.16円を記録。その後は乱高下しながらも次第に底堅い展開となりNY午前は147.85円を中心とした値動き。
NY午後は根強い円高観測から円の買い戻しが進み147.66円でNYクローズ。
16:00 英国1月月次GDP
16:00 英国1月鉱工業生産
19:00 ユーロ圏1月鉱工業生産
20:00 米国MBA住宅ローン申請指数
①リスクセンチメントは改善?米長期金利が上昇、米国株が上昇と投資家のリスクを取る動きが活発化している。この流れが継続し、ドル円、クロス円は連れ高となるか?が本日の外国為替相場の焦点。
②円金利動向に注目。特に日本の10年債利回りは円高の機運を確認する上で分かりやすい指標であり、トレードの際に必ず確認しておきたい。
③引き続き半導体関連の報道に注目。現在の日米株価指数は半導体銘柄の上下に大きく影響を受けている。そのため引き続き同業界のニュースや株価変動をしっかり追っていく必要がある。株価指数の下落はドル円、クロス円の下落を連想させる点に留意。
昨日は148.16円まで上昇したのち、円の買い戻しが強くドル円は147.56円まで値を下げてきている。147円台の後半は上値が重く、ここを突破出来るか?それともじりじりと売られてしまうかが本日のドル円相場の焦点となる。
147.00円をクリアに割り込む場合は、急落を警戒したい。
レジスタンス: 148.00円、150.80円
サポート:146.00円
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