日米株価指数は堅調に推移、ドル円は下押し後に反発
27日の東京早朝を150.70円で迎えると、発表された日本1月CPIが総合+2.2%、コア+2.0%、コアコア+3.5%と全体に事前予想より高い数値だったことで僅かにインフレ期待が高まり円の買い戻しが優勢、150.50円まで下落。その後も東京時間は軟調な推移となり、150.40円まで押し下げられる時間帯が見られた。
ロンドン早朝には特段の追加材料ない中で再び円の買い戻しが優勢となりドル円は下落。短期のストップを巻き込みながら150.10円台まで値を切り下げたのち、150.20~30円台での推移が続いた。
NY時間に入ると、発表された米国1月耐久財受注が弱く、これを受けてドル円は当日の安値となる150.07円を記録。しかし注目度の低い指標でもあり、その後は売りが続かず、米長期金利が緩やかに反発する中でドル円は上昇へと転じ150.59円まで値を戻したのち、150.52円でクローズ。
ドル円の底堅さを感じさせる一日となった。
19:00 ユーロ圏2月経済信頼感
21:00 米国MBA住宅ローン申請指数
22:30 米国1月卸売在庫
22:30 米国10-12月期四半期実質GDP、改定値
①ドル円、クロス円が引き続き底堅く推移するか、注目。昨日は直近では大きめにドル円の下落が発生したが、NYクローズに掛けては強い買い戻しも見られている。引き続き底堅く推移するか、注目が集まる。
②米国10-12月期実質GDP改定値に注目。現在の相場のテーマは「強い米国経済」でありここを直接に捉えるGDPには特に注目が集まる。今回は改定値であり、速報値との差分に注目が集まる点に留意。
ドル円は引き続き149.50~150.80円のレンジ推移が継続している。底堅さもあり月末に向けてはレジスタンスである150.80円を突破する可能性も十分にあるだろう。
昨日の安値が150.07円付近で、150円前半は底堅い印象を受けた。同水準は1つの押し目買いの目安となろう。
一方で150.00円をクリアに割り込む展開となる場合には、さらなる下落を警戒しておきたいところ。
レジスタンス:150.80円
サポート:149.50円
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