米長期金利が反発、ドル円は上昇
26日の東京株式市場オープンを150.50円レベルで迎えると、序盤は利食い売りが優勢で東京仲値をこなしながら150.30円まで下落。しかしその後は買戻しが優勢で午後に掛けては150.40円台が定着した。
ロンドン時間に入ると特段のニュースないなかで米長期金利が反発、ドル円は東京株式市場オープンと同水準の150.50円をクリアに突破すると150.70円台に到達。
NY時間に発表された米国1月新築住宅販売件数はやや弱い数値であったが、相場への影響は限定的で、ロンドン時間の流れを引き継ぎ一時150.84円まで上昇。しかし午後は次第に利食い売りが優勢となり150.71円まで値を戻して引けた。
08:30 日本1月全国CPI
16:00 ドイツ3月GFK消費者信頼感調査
22:30 米国1月耐久財受注
23:00 米国10-12月期四半期住宅価格指数
23:00 米国12月住宅価格指数
24:00 米国2月リッチモンド連銀製造業指数
24:00 米国2月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)
①ドル円、クロス円が高値圏に位置しており、急な反落を警戒。既に日銀の緩和的な姿勢が示されたことで円安基調は継続しているが、ドル円は150円台、その他のクロス円も上値を伸ばしており、円ショートポジションは相応に溜まっていると見られる。高値圏からの反落を警戒しておきたい。
②日本1月全国CPI(消費者物価指数)に注目。事前予想では総合とコアが+2.0%を割り込む見込みとなっており、インフレ鈍化は金融緩和の継続をイメージさせることから、円安に振れる材料となりそう。
米国経済指標に注目。本日は1月耐久財受注、10-12月期住宅価格指数、2月リッチモンド連銀製造業指数など複数の指標発表を控えている。多くの市場参加者が特に米国の景況感に注目しており、全体感を把握する上で抑えておきたい指標といえる。
ドル円は150.80円のレジスタンス突破の機運が高まっている。日本1月全国CPIの発表と共に150.80円をクリアに突破する展開もあり得そうだ。
一方で上値の重たさも気になるところ。円ショートポジションは相応に溜まっていると見られることから何かの拍子に売りが重なり急落するシナリオも十分にあり得る。
ただし目先は150.00円、149.50円を明確に割れるまでは上を試したいプレイヤーが多いのではないか。
レジスタンス:150.80円
サポート:149.50円
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