22日は日米株価指数が続伸、ドル円は底堅く推移
23日は東京祝日のなか目立った指標の発表もなく小動き
22日の東京株式市場オープンを150.35円で迎えると、エヌビディアの好決算を受けて日本株は連れ高、東京エレクトロン、アドバンテストなど半導体銘柄主導で力強く上昇する中、ドル円は底堅い動きが継続、150.47円まで上値を伸ばした。
なお日経平均株価は終値ベースで39,098円と過去最高値を更新。
ロンドン序盤は植田日銀総裁が衆院予算委員会で、「日本経済はデフレではなくインフレの状態にある」と述べたこともあって軟調に推移したが安値は150.01円まで、その後は小幅に下値を切り上げながら緩やかに反発150.40円台を回復。
NY時間に入り発表された、米新規失業保険申請件数、米国2月PMI、1月中古住宅販売件数は総じて底堅い内容。リスクオン相場が継続し米国株式市場が大きく上昇する中、ドル円は150.69円まで上値を伸ばしたのち、150.54円でNYクローズ。
なお23日、金曜日は天皇誕生日で東京祝日のなか、ロンドン時間に上値を伸ばし150.77円まで上昇する局面も見られたが、週末でもあり、且つ目立った経済指標の発表もなかったためNY時間は利食い売りが優勢となり、オープンと同水準の150.51円でNYクローズ。
08:50 日本1月企業向けサービス価格指数
24:00 米国1月新築住宅販売件数
①ドル円、クロス円が高値圏に位置しており、急な反落を警戒。既に日銀の緩和的な姿勢が示されたことで円安基調は継続しているが、ドル円は150円台、その他のクロス円も上値を伸ばしており、円ショートポジションは相応に溜まっていると見られる。高値圏からの反落を警戒しておきたい。
②アジア時間は日本と中国の株式市場に注目。好調な日本株と反発地合いの中国株を横目にクロス円は上昇している。株価に反落の兆しが見られる場合は、クロス円の下落を警戒したい。
③米国1月新築住宅販売件数に注目。米国の高金利政策における大きなリスクが不動産市場。その動向を見守る上で重要な指標となるので、普段よりも注目度が高い点に留意しておきたい。
ドル円は引き続き149.50~150.80円のレンジ内に位置している。
先週も小幅に下値を切り上げており、チャートやモメンタムは引き続き上方向を向いている。150.80円を突破出来るかに注目したい。
併せて日本、米国、中国の株価指数が底堅く推移するかに注目。底堅くなれば、円売りが出やすく、150.80円を突破しやすい。
相場全体としては米国の景況感を見極める時間帯であり、そこに焦点が集まるだろう。
レジスタンス:150.80円
サポート:149.50円
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