日米株価指数が下落、ドル円は小幅安
昨日の東京早朝を150.14円で迎えると20日、ゴトー日でもあり仲値までは輸入のドル買い優勢で上昇、仲値後も上値を試す展開が続き東京株式市場の引けにかけて150.44円の高値を記録。
ロンドン時間に入ると足元のやや弱い米国経済指標の影響を受けてか米長期金利が低下、ドル円も下落へと転じ東京早朝の水準、150.10円レベルまで値を下げた。
NY時間に入り発表されたカナダ1月CPIは前年同月比で総合+2.9%、コア+2.4%と事前予想比でも前月比でも低い数値となったことで、米国のインフレ鈍化が連想され一段と米長期金利が低下、ドル円は150円丁度を割り込んだ。
続いて発表された米国1月景気先行指数も前月比▲0.4%と弱く、このタイミングで当日の安値となる149.68円を記録。
NY午後は買戻しが優勢で、150円丁度まで値を戻してNYクローズ。
08:50 日本1月貿易統計
19:30 ドイツ10年物国債入札
24:00 ユーロ圏2月消費者信頼感
27:00 米国20年物国債入札
28:00 FOMC議事要旨
30:20 エヌビディア決算
①米国20年物国債入札に注目。長期金利の目安として注目されているので、現在の高金利水準でしっかりした買いが入ってくるかどうかに注目したい。
②FOMC議事要旨は年内の利下げや、商業用不動産ローンに関するFEDメンバーの議論に注目。特段、目新しい情報はないと見られるが、時間があれば現在のFEDメンバーの温度感を測る目的で目を通しておきたい。
③エヌビディアの決算に注目。ここのところの株式市場は半導体銘柄の上昇に連れ高となっており、一旦の利食いの目安として当社の決算が市場で強烈に意識されている。為替市場への直接的な影響は限定的に留まると想定されるが、相場の雰囲気を決定づける可能性があるため、ウォッチしておきたいイベント。
ドル円は引き続き149.50~150.80円のレンジの内に位置している。
直近はやや上値の重い展開が続いているが、長めの時間軸でみると上昇の傾向は続いており、チャートだけ見れば上向きに見ておくのが無難だろう。
一方で日米株価指数の上値が重くなってきていることや、米国指標がやや弱含んできたことからドル売りが強まる展開となる場合には、149.50円割れで警戒を強めておきたいところ。
レジスタンス:150.80円
サポート:149.50円
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