米国祝日の中、日米株価先物は買い戻しが優勢
昨日の東京株式市場オープンを150.15円で迎えると、序盤は売りが優勢で149.88円まで下落。しかし米国がプレジデント・デーで祝日となる中、さらに下を追う動きは見られず、その後は149.90円~150.05円で横ばい推移が続いた。
ロンドン時間のドル円は、このところの傾向を引き継ぎ方向感のない展開で、同水準での推移が継続。
祝日となるNY時間は米国株式市場が休場、全体に落ち着いた動きとなったが、ドル円は15銭ほど買い戻され、結局は東京オープンと変わらない150.14円でNYクローズ。
米国祝日で、且つ注目度の高い指標発表がなかったことから総じて小動きな1日となった。
2月中国最優遇貸出金利(LPR)
22:30 カナダ1月CPI
24:00 米国1月景気先行指標総合指数注
①日経平均株価は過去最高値を更新するか?引き続き過去最高値(38,915円)の更新が意識される時間帯であり、同レベル付近での攻防に注目が集まる。日本株が底堅くなれば、ドル円も底堅くなるので、注目して見ておきたい。
②カナダ1月CPIに注目。カナダは米国北部に位置し、そのためカナダの経済指標を米国北部の指標として見ている市場参加者も少なくない。ゆえにカナダのインフレが高まっているようだと、それは米国のインフレの高まりを連想させるため、重要度の高い数値となる。
③150円台が定着しそうな雰囲気。150円台での滞在時間が長くなり、一見すると上昇の機運が高まっているように感じられる。円高予想が多かった2024年ではあるが、必ず円高に傾くと期待すると際限なく損失が拡大することもあるため、リスク管理を徹底しておきたい。
ドル円は引き続き149.50~150.80円のレンジの内に位置している。
上昇の傾向は続いており、チャートだけ見れば上向きに見ておくのが無難だろう。
一方で昨年高値の151.95円が近づくに連れて当局者の円安牽制が強まる可能性が高い。為替介入も含めて、急な下落を警戒、リスクコントロールして相場と対峙するのが重要な局面となる。
レジスタンス:150.80円
サポート:149.50円
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