米長期金利上昇、日米株価指数が反落、ドル円は底堅く推移。
先週末の東京株式市場オープンを149.96円で迎えると、日経平均株価の過去最高値更新が視野に入るなか、日本株が上値を伸ばす展開となったことで為替は円売りが優勢、前場に150.37円まで上昇したのち、後場も底堅く推移した。
ロンドン時間はNY時間に注目度の高い指標を控えて、150.20円を中心とした方向感のない値動きに終始。
発表された米国1月PPIは食品とエネルギーを除いたコア指数で前年同月比+2.0%、前月比+0.5%とそれぞれ事前予想を上回り米長期金利が4.32%台まで5bps上昇、これを受けてドル円は150.65円まで連れ高。
しかし米国1月の住宅関連指標に落ち込みが見られたことや、2月ミシガン大学消費者センチメントも小幅に予想を下回ったこともあり、次第に利食い売りが優勢の展開になると、引けにかけては米主要株価指数が前日比マイナスへと転じる中で、ドル円も売りが優勢となり150.21円まで値を下げてクローズ。
米国祝日(プレジデント・デー)
08:50 日本12月機械受注
①日経平均株価は過去最高値を更新するか?引き続き過去最高値(38,915円)の更新が意識される時間帯であり、同レベル付近での攻防に注目が集まる。日本株が底堅くなれば、ドル円も底堅くなるので、注目して見ておきたい。
②本日は米国がプレジデント・デーで祝日となり、NY株式市場、NASDAQは共に休場となる。したがって特段の異変がなければ、NY時間の金融マーケットは為替を含め穏やかな動きになることが想定される。
ドル円は引き続き149.50~150.80円のレンジの内に位置している。
上昇の傾向は続いており、チャートだけ見れば上向きに見ておくのが無難だろう。
波乱要因としては週末の米国株式市場の反落。要因がいまいちはっきりしないので、一部でしか認識されていない何かしらのリスクが少しずつ市場に広がっている可能性に留意しておきたい。
レジスタンス:150.80円
サポート:149.50円
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