日経平均先物が上昇、ドル円も底堅く推移。
昨日は日本、中国のアジア2大市場が祝日のなか、東京早朝に149.29円で寄り付くと、8時丁度に強めの売りが見られ、その後も上値重く推移しアジア時間は149.10円台を中心とした値動きが続いた。
ロンドン時間も引き続き利食い売りが優勢で148.93円まで下落。しかしNY時間に掛けては徐々に買戻しの動きが強まり再び149円台を回復。
NY時間に入ると米長期金利が上昇、4.15%台から一時4.20%台まで上昇するとドル円は連れ高となり149.48円を記録。特段、注目の集まる指標発表がない中で、午後は積極的な取引が手控えられ149.35円まで下押し、クローズ。
日本と中国の祝日に加えて、本日に米国1月CPIの発表を控えていることもあって、全体的に取引が閑散となっている印象を受けた。
19:00 ドイツ2月ZEW景況感調査
22:30 米国1月CPI
①米国市場では注目度の高い米国1月CPIの発表を控えている。事前予想では前年同月比で+2.9%と3.0%を下回る見込みだが、労働市場の指標は引き続き堅調なことから、予想外に強い指標がでてくるシナリオも意識しておきたい。
②ドル円が150円に乗せた場合は口先を含む政府の市場介入を警戒。しばらく底堅い推移が続いており、米国1月CPIの結果次第では本日中の150円台到達が見込まれる。そうなった場合に日本政府がどのような対応を取るか、急には動いてこないと見るのが妥当かもしれないが、念のため注目しておきたい。
ドル円は148.70のレジスタンスを明確に上抜け上昇中。150円丁度が視野に入ってきた。
米国1月CPIの結果次第となろうが、本日中に150円を突破する展開も意識しておきたいところ。150円を突破すると、①150円台での定着、②昨年の高値151.95円の更新が意識される。
なお中国祝日に加えて、NY時間に米国1月CPIの発表を控えていることから本日の東京時間は小動きが想定される。ただし日本株に高値更新の機運が高まっていることもあり、株価に振らされる可能性もあることから、日本株の動向に注目して市場をウォッチしておきたいところ。
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